概要
第一作から習得・使用可能な呪文の一つ。
移動中に唱えると「弱いモンスターと遭遇しなくなる」補助呪文で、効果は一定歩数を移動する間持続する。
遭遇の確率が増減するのではなく、対象となるモンスターとは一切遭遇しなくなり、結果的に遭遇の頻度が下がる。
「弱いモンスター」の判定基準はタイトルによって異なる。
また道具としての「せいすい」を用いることで同様の効果が得られるが、これもタイトルによって扱いが異なる場合がある。
習得者
DQⅠで勇者が、DQⅡでムーンブルクの王女が習得でき、DQⅢとDQⅣでも勇者専用呪文となっている。
DQⅤではこれまた勇者であるグランバニア王子に加え、仲間モンスターのホイミスライム、パペットマン、ケンタラウスが習得・使用可能。
DQⅥではレンジャー、DQⅦでは吟遊詩人に転職することで習得。
Lv28トヘロス法
FC版DQⅢにおける裏技。
パーティーの先頭のキャラクターをLv28にして、マップ上の特定地域(アープの塔周辺と、北に向かって徒歩で移動できる範囲)でトヘロスをかけて歩き回っていると、「はぐれメタル以外のモンスターとエンカウントしなくなる」。
はぐれメタルの膨大な経験値、およびドロップ品の「しあわせのくつ」を得るための工夫としてよく利用される。
さらに先頭のキャラクターをLv28かつ死亡状態にしておけば、(レベルが上がらないので)この状態を維持し続ける。はぐれメタルの遭遇率自体が上がるわけではないので、「おうごんのつめ」の併用が望ましい。
「仕様の裏を突いた工夫」であって「バグ技」ではなく、DQⅢのリメイクに伴いトヘロスの「弱いモンスター」の判定基準も変化したため、この技も使えなくなった。