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アニメ派の人はネタバレ注意。

原文ママ

47話にて

「いよいよとなればアイツに車ごとぶつける」

「アイツにデンジをやるわけにはいかない」

「うわあ」

「なんだ!!」

「車の上を切ってる!」

「ハア!?」

「やめろデンジ!!」

「まだそんな血ィ飲ませてねえぞ!!」

対峙する敵とデンジ。

「痛くて死にそ~って思いながら俺のこんがらがった脳みそで」

「よォ~く思い返してみたんだけどよ~」

「俺が知り合うおんながさあ!!全員オレん事殺そうとしてんだけど!!」

「みんなチェンソーの心臓ばっか欲しがっちゃって!」

「デンジーの心臓は欲しかねえのか!? あ~!?」

「私がデンジ君を好きなのは本当だよ」

「えっマジ…?」

解説

サムライソードとの激戦後、引き続きデビルハンターを続けていたデンジ。

胸の中に悩みはあったがマキマに解消してもらい、改めてデンジはマキマ一筋に生きる決心を固める。そんな時、電話ボックスで一緒に雨宿りすることになった女性レゼと知り合い、いい関係を結ぶことができた。そしてデンジは、いつしかレゼのことをマキマ並みに好きになった。

……しかし、レゼの正体がチェンソーの心臓を狙う外国からの刺客であることが判明。

そのレゼと対峙した時にデンジの口から思わず出たセリフ。

ちなみにレゼ以外の女性は以下の通りにデンジを殺そうとした。

1部理由
マキマいう事聞かないのなら生きている必要なしと判断した。
筋肉の悪魔に捕まっていた少女悪魔に支配されていていたので殺そうとした。
パワー家族(ニャーコ)を助けるために殺そうとした。
東山コベニ自分(とみんな)が助かるために殺そうとした。
姫野アキの寿命を温存するために、デンジを永遠の悪魔への生贄にしようとした。
クァンシチェンソーの心臓が欲しくて殺そうとした。
沢渡アカネチェンソーの心臓が欲しくて殺そうとした。
2部理由
三鷹アサネタバレ注意。

デンジェ……

ここまで知り合う女性がことごとく自身の命を狙うのならば普通は女性不信になってもおかしくないのだが、そこは前向きの化身である我らがデンジ君。唯一の救いであるマキマの存在もあり、レゼとの失恋を道でウ〇コ踏んじまった程度の出来事として片づけて開き直る。

故に全く絶望しなかったのだが同時に学習もしなかったので、レゼから「私がデンジ君を好きなのは本当だよ」というあからさまな嘘をあっさり信じかけてアキに「チョロすぎる」とツッコまれた。

余談

原文をよく見てみると「デンジーの心臓は欲しかねえのか!?」のデンジの部分に「ー」が入っている。誤植かと思えば、単行本でも修正せずにそのままだったことから『チェンソー』と『デンジ』を掛けたデンジなりのジョークなのかもしれない。

その為「デンジーの心臓は欲しかねえのか!?」の心臓の部分はデンジのハートを指している(自分の心を奪ってください)様に聞こえてくる。

……失恋直後の切迫した状況の割には結構余裕あるな。

第2部ではさっそくデンジの命を狙う女が現れてこのネタが浮上した。

現状唯一デンジを殺そうとしていない(殺そうとしたことがない)女性。

ナユタとは兄妹の様な良好な関係を築いており、あの手この手でナユタを大学に行かせるための学費を稼いでいる。ちなみに義妹を大学に行かせるために学費を稼ぐ兄の構図はこの人を連想させる。

しかし、彼女自身の元々の本質がアレなためいろいろと愛が重いので彼自身の女運が悪いことに変わりはない。

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