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便利屋68の編集履歴

2023-03-03 01:51:01 バージョン

便利屋68

べんりやしっくすてぃーえいと

『ブルーアーカイブ』に登場する、マンモス校・ゲヘナ学園から半ばドロップアウトしている生徒4人が運営する零細企業。

概要

ブルーアーカイブ』に登場する零細企業。社員もといメンバーはゲヘナ学園の4名の生徒――アウトローに憧れるアルと、嬉々としてトラブルを楽しむ幼馴染みのムツキ、アルに恩義のある年少のハルカ、参謀役の最年長・カヨコ。

社名はアルの姓「陸八魔」にちなんだものと思われる。社章は「ⅥⅧ」を頂いた禍々しい角を持つ獣の頭骨。

社長:陸八魔アル (CV:近藤玲奈) 2年室長:浅黄ムツキ (CV:大久保瑠美) 2年
アルちゃん社長センシティブな作品
課長:鬼方カヨコ (CV:藤井ゆきよ) 3年平社員:伊草ハルカ (CV:石飛恵里花) 1年
鬼方カヨコハルカ

組織紹介および活動内容

ゲヘナ学園内で立ち上げられた部活の一つではあるものの、「真のアウトロー」を目指すアルの見境のない活動がヤバ過ぎたせいか、キヴォトス最強の一角と名高い風紀委員長・空崎ヒナを擁するゲヘナ学園風紀委員会と対立、学園内で活動ができなくなり学外にオフィスを構えている

「自由と混沌」を校風に掲げ、問題児揃いで悪名高く、いくつもの違法サークルを抱えるゲヘナの中でも特に目をつけられており、非常に凶悪な集団であるかのように噂されているが、風紀委員会にとっては「セコい悪さをする奴ら」程度の認識しか持っていないように思われるエピソードもあり、カヨコはそれを承知しているような節もある。欠席届の偽造販売に手を染めた一件では1枚も売れず、不法侵入及び公文書偽造という大層な罪状の割に実入りが全く無かったことも。


美食研究会温泉開発部といったゲヘナ内部で暴れている集団とは異なる“企業”という性質から、依頼の内容によっては他校の自治区で問題を起こす可能性が高いため、実態はともかくとして目を付けられてしまったのではとも推測されている(なお、例に挙げた部活も他校の自治区で大騒ぎを引き起こしている)。

メインストーリーではとある依頼を受けてアビドス学区内で暗躍しており、プレイヤーたちには早くからその存在と金欠無法集団ぶりが認知されている。ムツキに焚きつけられたアルが勢いで大口を叩き、ハルカが即実行に移して大惨事となりカヨコが溜息をつく、という一連の流れは便利屋の様式美。意図せずやらかした爆破事件では自治区同士の抗争の火種になりかけながらも、アウトローとしての矜持と逃げ足の速さでトリックスターとしての地位を確立した。


全員が爆発タイプのストライカーで、役割的にはタンクのハルカが斬り込み、カヨコが威圧で敵を怯ませ、後方からムツキの爆弾やアルの狙撃で追い打ちをかける図式。

劇中では“ポンコツ社長と愉快な仲間たち”のような印象が強いものの、「ヒナがいなければ風紀委員はどうにでもできる」と語り、実際どうにかしてしまった実力者集団である。


組織のモットー

金を貰えばなんでもする」がモットー。「法律と規律に縛られないハードボイルドなアウトロー」をビジョンとして掲げ、状況次第では「信頼には信頼で報いる」も適用される。

後先考えずにアルが有り金を仕事に注ぎ込む上に、依頼主からは手付金を取らないという主義を曲げないため、仕事に失敗して成功報酬を受け取れないと途端に経営難に陥る。信用を得ようと見栄を張って立派なオフィスを借りるせいで賃貸料が経営を圧迫しており、社の財政は常に綱渡り状態。学園を追い出された当初は公園に張ったテントをオフィスにしていたらしい。

銀行から融資を受けようにも、審査では経営状態が破綻していてペーパーカンパニーを疑われるレベル。アルの個人口座にいたっては風紀委員会によって指名手配ついでに凍結されている。


心からアウトローとしての生き方を追い求めるアルの根っこにある、どうしようもない善良さや純粋さ、あるいは気高さを他の社員は好ましく思っているようで、しばしば白目を剥きながら状況に振り回されるアルが一度腹を決めれば、少数精鋭と呼ぶに相応しい爆発力を見せるチーム。アルが「愛用品」として装備している高級財布には、彼女らの関係性の一端が表れている。

他人に迷惑をかける生徒には厳しい先生も、彼女らの活動についてはある程度容認し、「経営顧問」として見守っている。

アル(社長)

オフィスに飾られている「一日一惡」の書は、アルが習字の宿題で書いたもの(ムツキ曰く「天賦の才」)で、本人は大変気に入っている。カフェの家具の中にはアル(正月ver.)が筆をとって達筆を披露してくれる文机もある。


他の勢力との関係

アビドス高等学校(対策委員会)

メインストーリーでの縁もあってか絡みが多く、特にアルバイトに明け暮れている黒見セリカと関わることが多い。運命のいたずらで銃火を交えながらも、因縁が解消されてからはキヴォトスの少数派同士として対等な関係を築いている。

最終編でもやはりアビドスと組んで、砂漠地帯に出現した第1サンクトゥムの攻略を担当。もう使われていない鉄道を使っての陽動作戦を担当している。


風紀委員会

マークされてはいるものの、便利屋が基本的には逃げの一手を打っているため、詳細な関係性は描写されていない。

メインストーリーでは参謀・天雨アコの「アビドスで行動しているというシャーレの先生の身柄を確保する」という目的ために、「同地域をうろついている便利屋を校則違反で逮捕する」という建前に使われるあんまりな役回りだったが、ひとしきり暴れた後にカヨコの分析からヒナの到着を予感するや一目散に逃亡している。当のヒナは先生にある情報を伝えに来たのだが、便利屋と出会っていれば捕まえた可能性は十分ある。


アリウススクワッド

ブラックマーケットで依頼を受けた錠前サオリが、ハルカの行動を見て流儀を学んでいる。今後のイベントでは世間知らずな一面のあるアリウススクワッドが便利屋に振り回されるのではと期待、もしくは心配されている。


他の組織と違って所属する学園の自治区外でも、依頼さえあれば活動する集団であるため、今後も様々な組織と絡む可能性はある。『ブルーアーカイブ』におけるギャグ担当筆頭でもあるため、何をしでかすのか期待したいところ。


ブルーアーカイブ 便利屋68業務日誌

野際かえでによるスピンオフコミック。コミックブシロードWEBにて2022年10月14日より連載中。「便利屋の4人が巻き起こすドタバタ劇」の紹介文どおり、見栄とハッタリと事務所選びに全力投球の陸八魔アルと、逞しくついてくる社員たちの日常を描く。

少しくたびれたメガネ男子の「先生」(通称・便利屋先生)が登場するのも特徴のひとつ。作者のTwitterアカウントではエピソードの更新に伴って社員たちやゲストキャラのイラストも掲載されている(検索の一例)。

ブルーアーカイブ 便利屋68業務日誌 第1話


余談

  • グローバル版での表記は「 Problem Solver 68 」=トラブル解決屋。同初期設定では「Private Eye 68」=私立探偵だった。トラブルを解決してくれそうな初期の探偵設定に対し、解決屋を名乗りながらトラブルメーカーと化している現状は何とも味わい深い。
  • 作中で「便利屋69」という下ネタ系誤字が発生したことがある。事もあろうに発言者はアル社長本人。たしかにアルの元ネタであろうベリアルを淫らな堕天使と呼ぶ作品は多いが、あんまりな誤字である。

テレビCM

サービス開始から約3ヶ月、2021年5月に公開された15秒サイズのCMに登場。「『ブルアカ』についての調査」をドヤ顔で請け負うアル社長にたっぷり尺を使いつつ、謎の覆面集団、暗がりで爆弾を設置するハルカ、派手に吹き飛ぶラーメン屋の看板など、メインストーリーに触れていない者にはだいぶ意味不明な情報が圧縮されている。


【ブルアカ】便利屋68アニメPV


関連タグ

ブルーアーカイブ

イタズラ☆ストレート… この便利屋が元凶である。

Unwelcome_School… 便利屋、というかアルがやらかすシーンでお馴染みのBGM。


ソロモン72柱

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