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編集者:煮干し
編集内容:全体的に校正。また、句読点が不足していたので追記。

スーパースリー

すーぱーすりー

『スーパースリー』はアメリカのカートゥーン(アニメ)番組で、原題は"The Impossibles"。ハンナ・バーベラ・プロダクションの作品の一つ。

三人組の人気ミュージシャン"The Impossibles"、彼らの本当の顔は諜報部員。事件が発生しチーフからの指令がくだるとマシンに乗りこみ出動する。チームのかけ声は「ラリホー!」("Rally-Ho!")。

メンバーそれぞれが異なる超能力を持ったスーパーヒーロー作品。

アメリカのCBSで1966年9月から1967年1月まで放映された。

変身した三人のコスチュームにはそれぞれの名前の頭文字があしらわれていて、日本語吹き替え版ではキャラクター名が変更されているが頭文字は合わせられている。

あらすじ

表はミュージシャン、裏は諜報部員(ヒーロー)の3人組はどんな時でも事件が起きれば秘密諜報部員に変身して悪者退治!

悪者を捕まえたら刑務所送りは後にパワーパフガールズに受け継がれている。

メンバー

  • コイル

(原語版CV:ハル・スミス、日本語版CV:関敬六)

重たそうな太めの体形だが、変身するとコイルばね状の手足で高い運動能力を発揮する。原語版での名前は「コイルマン」で変更の度合いが小さい。日本語版でよく口にしている「ムッシュムラムラ」は吹き替えを担当する関の持ちネタ。性格は2人に比べて真面目な様子。日本語の名前はバネの「コイル」が由来。

  • フリー

(原語版CV:ポール・フリーズ、日本語版CV:石川進

原語版での名前は「フルイドマン」で、その名の通りフルイド、つまり液体になる事ができる。日本語版ではオネエがかった口調で喋るが、原語版でも言葉に特徴があるという設定がありイギリス英語で喋っている。実はスーパースリーのリーダー。変身前の髪はふわふわな髪が前に倒れているが変身すると後ろに倒れる。オネエではないが日本語吹き替えでは口調のせいで時々敵から「女」や「女みてぇなの」と呼ばれることがある。日本語の名前は水のフリーが由来。

  • マイト

(原語版CV:ドン・メシック、日本語版CV:愛川欽也

原語版での名前は「マルチマン」。能力は沢山の自分の分身を出現させるというもので、自分だけで男塾名物万人橋」のような技を披露したこともある。赤毛で目元を前髪で隠している。分身を使った心理戦頭脳戦が得意でメンバーで1番美味しいところを持っていく。日本語の名前は「ダイナ”マイト”でバラバラ」が由来。

主な敵

  • 悪漢ゴムチューブ(?)

なんでもゴムにしてしまう謎の科学者。自身もゴムでできており、ゴムボールになってはねたり大型トラックのタイヤになって逃げたりした。

2回目の登場で自身の作ったゴムの怪物に襲われ逃げた際にゴム製品を作る機械に誤って入ってしまい自滅した。

  • 蜘蛛のブラック(?)

蜘蛛を模した泥棒。武器を使う。名前に「蜘蛛」と付いているが格好や仕草がそれっぽいだけで自身に蜘蛛らしさはない。

2回目の登場で有名な芸をする犬を捕まえ、人質ならぬ犬質にして多額の金を要求したが、スーパースリーにより救出され作戦は失敗に終わる。その後は自身が誘拐した犬に尻を噛まれ、そのことがトラウマになってしまった模様。

  • ペーパーマン(?)

ペラペラの紙の大泥棒。自身を折りたたんで紙飛行機になり飛んだり、一枚の紙切れになって隙間から入り込んだり資料に混ざって隠れたりする(ただし胡椒をかけられるとくしゃみして出てくる)。

2回目の登場でスーパースリーに追い込まれた際に逃げた先が新聞の印刷所でそのまま印刷器に吸い込まれて新聞になってしまい、不運にもそのまま刑務所に届けられ檻の中へ入れられた。

これらの敵キャラはいずれも2回登場し、結果的に自滅している。

2000年以降

2000年初頭にカートゥーンネットワークやブーメランなどで再放送されていたが2000年中期には放送されなくなった。またDVDのソフト化はされていなくソフト化されているのはVHS(ビデオテープ)かLD(レーザーディスク)のみである。

また、ニコニコ動画に一部のエピソードがアップロードされている。

編集者:煮干し
編集内容:全体的に校正。また、句読点が不足していたので追記。