概要
車両に変形する、デストロンの貴重な陸上部隊で、5体が合体する事により合体兵士メナゾールとなる。
主な任務は物資強奪と拉致。
メンバーが全員軍人気質でチームワークが良い（海外版でのテックスペックはアニメとは正反対でリーダーのモーターマスターと他のメンバーは仲が悪いため、チームワークが悪いとされている。）
デストロンの中では比較的優秀な部隊で、サイバトロンを苦戦させている。命令には忠実だがレクリエーションを楽しむ心があり、それ故に５３話では公道でぶっ壊しレースをしていたためメガトロン様からの招集命令にすぐに応じなかったが、そのおかげでスタースクリームがデストロンのニューリーダーになるのを阻止できた。
そもそも陸上での機動力の点でサイバトロンより出遅れていたデストロンは陸上でも優位に立つべく、フレンジーが強奪していた自動車をメガトロン自ら改造し、生命を与えたことでスタントロン部隊が誕生したのである。これにより、デストロンも陸上戦において対等に戦えるようになったのである。これに対し、サイバトロンは「メガトロンが陸で来るならこちらは空から迎え撃つ」というコンボイの案の元、航空部隊のエアーボットを誕生させたのである。
民間で使用される自動車に変形するためかよくサイバトロンと間違われ、地球での初任務では、それによってサイバトロンが濡れ衣を着せられるという事態まで発生している。
多くの地球人が「サイバトロン＝車から変形する宇宙人（トランスフォーマー）」という認識を持っていたがために、たびたび「サイバトロンだと思って警戒しなかったら、デストロンだった」という形で、スタントロンの被害を受ける事も多発した。
スタントロン本人たちの意識しないところで「偽サイバトロン」とも言うべき活躍となっていたのである。が、当のスタントロンはこの利点を「積極的に」利用したことは無く、逆にサイバトロンに利用されてしまっている（『６１話』で、コンボイはこれまでスタントロンがサイバトロンだと勘違いされてきた事を逆手に取り、偽スタントロン部隊となって、潜入工作を行う「マスカレード作戦」を実行した。
メンバー
リーダーのモーターマスター以外のメンバー全員はスポーツカーに変形する。
コンバットロンと同じく、リーダー以外の4人はメナゾールの手足として自由に合体できる（スクランブル合体システム）。
参謀 モーターマスター
CV 戸谷公次
スタントロン部隊のリーダーで、ケンワース・K100エアロダインキャブオーバーに変形する。
同じくコンボイトレーラーに変形するコンボイを一方的にライバル視し（当のコンボイは迷惑がっていた）、そのコンボイと突進合戦をしたがあっさり負けてしまったことがある。
メナゾールに合体する際、胴体に変形。
CVはジャギの声で有名な戸谷公次さん。メナゾールの声も彼が担当している。
斥候 ブレークダウン
CV 難波圭一
ランボルギーニ・カウンタックLP500Sに変形。
機転が利くが、自意識過剰である。
メナゾールに合体する際、右脚に変形。
兵士 ドラッグストライプ
CV 片岡弘貴
六輪型のティレルP34に変形。
メンバーの中では自己顕示欲が強い。
メナゾールに合体する際、右腕に変形。
テロリスト ワイルドライダー
CV 城山知馨夫
フェラーリ・308に変形。
メンバーの中でも特に乱暴な走りを好み、大声を張り上げ走行する反面静けさを怖がるやかましい人物である。
メナゾールに合体する際、左脚に変形。
フレンジーやパーセプターと同じくやかましいキャラつながりなのか、CVは城山知馨夫さんとなっている。
兵士 デッドエンド
CV 江原正士
ポルシェ・928に変形。
他のデストロン兵士同様に空も飛べるが、その事を卑怯だと思っている。
メナゾールに合体する際には、左腕に変形する。
合体兵士 メナゾール
CV 戸谷公次
スタントロン部隊の5体が合体した姿。 スピードはもちろん、パワーもすさまじく、デバスターはおろか、アニメではテックスペック上で互角であるはずのブルーティカスも問題としない。 スタントロンは心身ともに、初めから合体することを想定されて誕生した部隊であり、メナゾールは当時、最も完成度の高い合体兵士であったといえる。 武器はモーターマスターと同じく、サイクロンガンとアイオナイザーソード。 腕の内側に、ビーム砲を装備している。
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