『罪なき者を欲望のままに辱め、その命を奪って遺体まで穢す』
「他人の愛する家族を……犬に食わせた鬼畜が。ただ死ぬだけでは生温い…… 極限の苦しみの中、生まれてきた事を後悔させる」
『そのためならば、この伊集院……真の悪魔となる』
和中「これは海内無双の伊集院さん…… 一体何の用で?」
「和中ぁ、村田はこの拷問ソムリエが拐う。邪魔するんじゃねぇ」
「和中ぁ、テメェが守ってるのは外道だ。わかってんのかコラ」
「黙れ下衆……貴様は一年ほど前にこの少女を殺したな? 悔恨の念はあるか?」
「ほう……では遺体を山中に捨てたのは?
「流川ぁ……アレは熱してあるか?」
「人面獣心のケダモノが、二度と喋るんじゃねぇ!」
「安心しろ。簡単に死ねんように調節してある」
「反省したのならいいだろう…… 流川くん」
「ああ……そういえば、どうしてもお前を許せんという人間が来ているんだ」
「その人間から生き延びられたら、解放ということで」→和中「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏…… 貴様の四肢を順に切り落としてやろう」
対象
依頼人の妹を陵辱の上殺害し、その遺体を山中に遺棄して野犬の餌にした、天羽組から破門された極道崩れの浮浪者村田聡一に執行。
概要
江戸時代の日本で行われていた処刑法で、立つのが精いっぱいの穴の中に罪人を埋めて上から小石を少しずつ詰め込んで窒息(圧死)させるというもの。小石を詰め込まれることで罪人は窒息だけでなく石の圧力で骨や肉がつぶれる痛みにも襲われる。
過程
劇中、伊集院は使う小石を熱することで傷口を塞ぎ罪人が長く苦しむようにした。さらに村田が元天羽組の極道だったことを理由に、組長である天羽から和中蒼一郎に粛清命令が下っており、和中との戦いの最中目撃した小峠の連絡で伊集院に引き渡された。その後、村田は口だけの反省の念を述べたことで「和中から逃げきれたら解放」として穴から出され、そのまま和中に日本刀でダルマにされ、絶望の中で苦しみ抜いて死亡した。
余談
本編が18禁になってしまったので、バトル部分だけ加筆編集されたものがのちに公開された。