データ
身長/46.5m(異常成虫時)
体重/371.0t(異常成虫時)
分布/トウフ(昼)
好物/焼畑農業
観察ポイント/レーザー砲は普段は胸の中に収納されているようである。
概要
地帝国バグナラクが送り込んだ、水中に生息する巻貝「タニシ」のBNAを備えた怪ジーム。
怪ジーム共通の素体と、泥に浸かって真っ黒になったタニシを融合させた見た目で、タニシの中身が纏わり付いた胸部から大型レーザー砲が突き出ている。なお顔に当たるタニシの頭こそ露出しているも、胸部のレーザー砲の照射レンズが一つ目に見える事からそちらを首長の頭部と勘違いし易くもある。なおレーザー砲は未使用時には胸部に砲身を収納出来るらしい。
また、首から下は草を模した防御外套・『クサギリースーツ』で覆い隠されており、これによる迷彩効果で隠密性も獲得し、多少の攻撃も気に留めずロングレンジ砲撃へ専念可能な仕様となっている。
一所に留まってのレーザー砲による狙撃を敢行、侵略先の国の土地や田畑を熱線で焼き払って奈落に落とす、昆虫界のシューティングキング。更に照準を合わせた敵へレーザー砲を連射するスクミリンゴビームを昆虫最終奥義としている。
これへ異常成虫による巨大化も加えれば、単騎で一国を焦土に変えられる生きた巨大砲台兼戦略兵器と化すが、レーザー砲は狙撃専用に連射能力を犠牲に一発の威力を引き上げた仕様らしく、無理に連発すると不具合を起こして発砲出来なくなる欠陥も抱えるので、同等の狙撃能力を持った相手との撃ち合いは苦手としている。
それ以外でも本体の機動力がほぼ皆無、逆に自らへの直接攻撃の対抗手段を持たないといった、狙撃戦力として特化し過ぎた弊害も目立っており、これ単独での戦力運用には向かない尖った仕様の怪ジームとも言えよう。
活躍
余談
タニシモチーフの戦隊怪人は、『魔進戦隊キラメイジャー』に登場する巨大戦力シェルガ以来3年ぶりの登場。こちらは巨大戦力の素体に使われる生物の一種でもある。
関連タグ
シャドン:3年前の幹部怪人(皇帝(王)を名乗る首領の別人格)で、遠距離狙撃のエキスパートにもして暗殺者。影から影へ移動出来る能力と頭脳戦のフル活用で敵を追い詰める戦術を確立しているも、反面近~中距離での早撃ちが苦手になっていた結果、同じく射撃と頭脳戦に優れたイエローに得意フィールドから引きずり出されての早撃ち勝負へ持ち込まれて敗北、戦死した。