概要
初登場は『ドラゴンクエストⅥ』。悪魔の魂が宿ったタマネギのモンスター。序盤で出現するモンスターとしては攻撃力が高く、薬草を使って回復してくる。割と集団で出会うことが多いため、とぼけた顔してなかなか強い。ただし、HPが低いのが難点。ちなみに、寝る時は地面に潜って寝るらしい。
トルネコの大冒険シリーズでは、『トルネコの大冒険2』以降に登場している。トルネコを見つけると倍速状態で逃げ回り、倒すとパンを落とすという、『風来のシレン』シリーズにおけるぴーたんのような役割を持っている。
オニオーン系のモンスター
- たまねぎマン
腐った巨大タマネギに魂が宿ったモンスター。あまいいきで眠らせてきたり、力を溜めて攻撃してくる。 『ドラゴンクエストⅩ』では「メダパニエキス」や「マヌーサエキス」も使ってくる。
『トルネコの大冒険2』では、オニオーン同様逃げ回るが、倒すと「オニオンブレッド」というアイテムを落とすことがある。『トルネコの大冒険3』では、隣接するとワープで逃げるようになり、倒すと大きなパンを落とすことがある。
- じごくのたまねぎ
地獄で魔物の手によって栽培された禍々しいタマネギのモンスター。あまいいきを使ってきたり、ルカナンを唱えてきたりする。『ドラクエⅩ』では「暗黒のきり」も使ってくる。このモンスターだけは唯一トルネコの大冒険シリーズには登場していないが、『少年ヤンガスと不思議のダンジョン』では登場した。やはりこちらから逃げ回り、隣接するとワープで逃げる。倒すとたまねぎマンと同様に大きなパンを落とす。
- おばけトマト
『ドラゴンクエストⅩ』で登場するモンスター。真っ赤なトマトに魔が宿って手足が生えたモンスター。もはやタマネギですらない。マホトラでMPを吸収してドルクマで攻撃する。「暗黒のきり」で相手を弱体化させてくる。いつか魔界に行って大魔王の食卓に並びおいしく食べられるのがひそかな夢らしい。
- ミスターガリック
『ドラゴンクエストⅩ』のアップデート(Ver.3.0)で追加されたニンニク型のモンスター。健康のためにニンニクを食べまくっていたら突然変異したたまねぎマンで、系統の中では唯一眠たそうな目であり、口には間抜けそうな出っ歯が生えている。「あやしいひとみ」で眠らせてきたり、「においエキス」で混乱させてくる。一戦交えただけで一週間はにおいが取れなくなるらしい。