概要
スーパーロボット大戦GC / スーパーロボット大戦XO
もともとは外宇宙の小国(星)であった。ガディソード星には太古から恵みをもたらすエネルギー源としてC.U.B.E.(『XO』ではX.E.N.O.N.)が伝わっていたが、そのエネルギーを軍事研究していた基地が星間連合に襲撃されC.U.B.Eが暴走、本星は消滅してしまう。以降はC.U.B.E.を研究していた科学者ヘルルーガ・イズベルガにより生き残りが纏め上げられ、「七色の宇宙」と呼ばれる異次元に建設した居住区に移り住む(居住区を取り囲む強力な宇宙嵐とほぼ全自動化している前衛要塞イズベルガが防衛の要となっている)。以降はムゲ・ゾルバドス帝国、ジャーク帝国と「異次元同盟」を結んでおり、グラドス軍、ザール星間帝国、ポセイダル軍からなる『星間連合』とは対立状態にある。ガディソード再興のため各地で暗躍することとなる(『OGMD』ではゴライクンルと結託)。主な運用兵器はCISエンジンを使用した「CISバリエーション」と呼ばれる機動兵器である。
スーパーロボット大戦OGムーン・デュエラーズ
OGシリーズの世界の「こちら側」やシャドウミラーがいた「向こう側」とは関係ない別の並行世界の住民だったが、クロスゲートの影響によってガディソードの民を乗せた要塞「ラブルパイラ」がこちら側へ転移してしまう。当初はマルム頭領長率いる穏健派が主導になって地球への難民申請を交渉していたが、ヘルルーガが率いる強硬派によってゴライクンルと結託、地球との戦端が開かれる。
人物
強硬派
ヘルルーガ・イズベルガ(CV:青野武(GC/XO)/辻親八(OGシリーズ))/強硬派のトップにしてガディソードの首領。『OGMD』ではクロスゲートの研究者で、マルム頭領長に次ぐNo.2の頭官という立場。ゴライクンルに自らの技術を提供することで彼らから協力を取り付け、ガディソード復興の足がかりにしようとする。そのために邪魔なマルムをクーデターで監禁し完全な支配権を握る。
レジアーネ・ヨゼフィーヌ(CV:高乃麗)/ガディソード親衛隊の女隊長にしてヘルルーガの腹心。『OGMD』では前線は部下のビルゴーらに任せ、自身はヘルルーガの護衛に当たるといった状況が多い。
ヴォート・ニコラウス(CV:黒田崇矢)/フェアリの元恋人。『GC/XO』ではヘルルーガに洗脳されるが『OGMD』では自分の意思でヘルルーガに従う。
ビルゴー・ベルチャー(CV:新井良太)/『OGMD』にて追加された人物。ヘルルーガやレジアーネを心酔している。
穏健派
マルム・クイスード/『OGMD』にて追加された人物。ガディソードの生き残りを束ねる頭領長。温厚で誠実だが気弱な行政官と言った人物。
フェアリ・ファイアフライ(CV:かかずゆみ)
ジーク・アルトリート(CV:中井和哉)
メカニック
スーパーロボット大戦GC/XO
クラウドハーケン
ジークの搭乗機体。
クロイツ・ヴァールハイト
サリーの搭乗機体。
ガーディアル・ブラッド
レジアーネの搭乗機体。
オーダイ
ヴォートの搭乗機体。
ヘルルーガの搭乗機体。『OGMD』では「アラウンザー」は機種名となったため、この機体には「フロラーガ」という固有の名がつけられている。
スーパーロボット大戦OGムーン・デュエラーズ
下記機体の他、ゴライクンルから提供を受けたゾヴォークの兵器を使用することがある。
アリアード
ジーベ・ドライブを搭載した実験機。フェアリが強奪した際に地球へ墜落したが、モガミ重工の海上プラントにいたズイウンによって回収され、連邦軍に引き渡される。連邦軍のコードネームは「ドリフト・ウィング」。
クピッド
主力量産機。
ガスブラ
ヘルルーガがクピッドの欠点である格闘戦を補うために開発した量産機。
レオニシス
ヘルルーガが開発したガディソードの指揮官用量産機。
レオニシス・ハーガ
OGでのジークの機体。近接戦用に改良されている。
レオニシス・ヴァーガ
OGでのサリーの機体。砲撃戦用に改良されている。
ギャノニア
ヘルルーガが新たに開発した「アラウンザーシリーズ」の量産機。
ギャノニア・オーガ
OGでのヴォートの機体。
ギャノニア・ブラガ
OGでのレジアーネの機体。
関連イラスト
関連タグ
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バーム星人 …ガディソードと同じく母星を失った流浪の民。穏健派と強硬派に分かれて対立しているなど色々と共通点がある。