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主へしの編集履歴

2023-04-07 19:33:22 バージョン

主へし

かっぷりんぐ

ゲーム『刀剣乱舞』カップリング。

刀剣乱舞』のキャラクター、「主(審神者)」×「へし切長谷部」のカップリング。審神者の形態により腐向け刀剣乱腐にも含まれる。

プレイヤーキャラクターである審神者については、ゲーム内や公式設定集の刀剣乱舞絢爛図録で少量の情報はあるものの、公式からは審神者の具体的な外見像や人物像はユーザーに任せられている。審神者の種族や性別は定義されない。原作内の審神者の情報については審神者(刀剣乱舞)を参照。


以下は回想や刀剣破壊などのネタバレを含むので注意



概要

審神者と刀剣男士は、人の姿を与えた者と与えられた者であり、持ち主と刀剣の主従関係でもある。その中で、へし切長谷部は主への忠誠が厚い刀剣男士であり、主の命令なら何でもこなす自負ある忠臣

その物騒な雰囲気と、付かず離れずの距離感で追従している姿から、普段は内心が掴みづらいが、各所のキャラクター設定文において下記の記述がある。


『主への忠誠が厚く、いちばんのでありたい。』(2015年2月20日発行 B's LOG 4月号)

『主への忠誠厚く、その一番であることを渇望しているが口にすることはない。汚れ仕事も平気で行う。』(2015年8月発売 刀剣乱舞絢爛図録)


2015年8月11日に実装された二編に渡る回想イベントでは長谷部の抱いている黒田家への思い、今の主への姿勢、付喪神の存在について語られている。

付喪神にあの世があるならばついていきたかったが出来なかった、自分たちは人間より長く残る存在だからこそ「忘れること」にした、と痛切に不器用な死生観で語る。そして最後に「本当に良い方だったのだ…… だが一番は今の主だ!それだけは覚えておけ!」と毅然と宣言。


2016年2月16日に実装された回想イベントでは、不動行光刀剣破壊で口にする、信長に縁深い敦盛になぞらえて諸行無常を説いた。

「……お前は、信長様のところにずっといるべきだったのかもな」と言う不動に対し、「ははっ。二度とごめんだね。俺の主は、今の主さ」と審神者への姿勢を再度表した。


そして、あの世までついていきたかった過去ある長谷部が人の姿を得て実際に死ぬ刀剣破壊で想う先は過去ではなく・・・

「ここで終わりか……! 主の命は……俺がいなくても、果たされるのかなぁ……」

最期まで審神者への忠誠心に厚いことが今生の別れによって明確になる。



リリース一周年記念ボイスでは「俺たちも今日で一周年となりました。これからも慢心せず主のため働く所存です」と心の内を明言。


二周年記念ボイスでは、「二周年を迎えました。これからも主のため、誠心誠意お仕えいたします」と審神者により一層の忠義を誓っていた。


回想『黒田家の話・その後』では付喪神の死生観についても考えさせられる。


審神者は太郎太刀から、刀剣乱舞一周年では「付喪神集うこの本丸は、ある種の神域となってきた」と言われ、審神者就任二周年では「付喪神を多数従える貴方は、ある種、もうこちら側の領域なのでしょうか」とまで評価される。



アニメ「刀剣乱舞-花丸-

長谷部は初期刀に次いで2番目に顕現した初鍛刀であり、「主お世話係」となっている。しかも「主お世話係」=「近侍」ではなく、近侍は主お世話係とは別に存在する。

審神者は、視聴者に姿や声を一切見せない方式で、二階の自室に籠っている。刀剣男士の顕現は、審神者の力を込めた式を作成することで代行させている。

刀剣男士達の台詞から、性格は「ちょっとだらしなくて、おっちょこちょいで、頼りなくて、何考えてるかわかんなくて。でも頑張り屋で可愛いところがある人」「刀剣男士が戦でボロボロになって帰ってきたら優しく慰め、活躍して帰還すれば笑顔で労る」「お喋りな人」と解っている。

以下各話のネタバレ注意。


◆第一話 睦月◆

審神者から託されたハーブ畑を全身全霊圧倒的責任感を持って世話する長谷部。


「あぁ、またこんなに部屋を散らかして…」

嬉しそうな甘い声音で審神者のお世話をする長谷部。部屋は“二人きり”である。

先の場面で仲間を叱っていた厳しい顔とは打って変わってデレデレ。

「またいつでもお呼びください。俺は主お世話係です。主のためなら、どこからでも馳せ参じます」


池田屋への編成を読み上げる前に審神者に忠誠を誓う長谷部。

「主、この長谷部、部隊に選ばれた暁には必ずや最高の働きをして参ります」

審神者の決めた編成を読み上げる度に一喜一憂する。「主も焦らすのがお上手だ…」

しかし残念ながら今回は選ばれなかった。「主~!あなたってお人は!」


池田屋に出陣する安定に隊長の心得を教える長谷部。

「主の立場では口にすることが許されない。だから俺が代わりに言う。

多少の傷ならいけるなどと思うな。傷が付いたらすぐ戻ってこい。戻ることは負けではない。その判断を見誤るな」

先ほどのコミカルなシーンとは打って変わり、その顔は主の心を理解している忠臣であった。

主から託された「お守り」を安定に渡し、礼なら自分ではなく主に言え、と微笑む。


◆第二話 如月◆

新入り二振りの紹介をし、審神者から拝命したこの日の内番を発表する長谷部。

「もちろん!主お世話係は、この俺だ!(ドヤ顔)」


主に会いに行こうとする安定を部屋の前で清光が止める。

室内には嬉しそうに審神者のお世話をする長谷部が居た。

「主!なぜ読んだ本は本棚に仕舞わないのですか? まったくこの長谷部が居ないと何にも出来ない…」

「机の上も整理整頓をしましょう。どこに何があるかこれでは解らないでしょう?」

「あ~もう、主ったら!」

「今は長谷部が仕事中ってね」と止めた理由を話す清光。長谷部の仕事中は審神者の部屋に他の刀剣男士は入ってはいけない暗黙の了解があるらしい。


織田の刀達に因縁深い本能寺への出陣の命を下す際には、長谷部に隊長を任せ、更には現地でゆっくりしてくるように伝える。審神者も長谷部を信頼しているようだ。


◆第三話 弥生◆

鶯が鳴いているから主に見せようと鳥籠を用意する長谷部。鶯を捕まえようとしていたらしい。


みんなの願いが叶って大樹に桜の蕾がつくと、「あ、主に知らせねば!」と真っ先に審神者のところへ駆けて行った。


◆第四話 卯月◆

近侍になった堀川に心得を教える長谷部。この本丸の審神者は出不精であると説明する。


◆第五話 皐月◆

室内の審神者へ声掛けしている長谷部。

「御用の際はすぐ俺、長谷部を…」


◆第六話 水無月◆

審神者が発熱して床に臥してしまい、「主お世話係」の長谷部は責任を感じて大慌て。

謎の展開も交えつつ、病床の審神者を想ってを込めながら、審神者のために一生懸命うどんを作った。

「主…。戦でボロボロになって帰ってきたら優しく慰め、活躍して帰還すれば笑顔で労う。

思えば、我々は主に恩を頂いてばかりだ…。今度は俺の番。主は俺が助ける!何としてでも!

主…!死ぬな…っ!!」

なお、審神者はただの風邪らしい。

ゲームの回想で言及していた長政は出先で病死しているため敏感になっているのだろうか?


食べた審神者は「うまい」「ちょっとしょっぱい」と言っていたようだ。

塩分は控えめにしたとのことなので涙のせいだろうか。審神者は感動で泣いていたのかもしれない。


審神者が体調を崩した理由は、卯月に刀剣男士達が万屋で無駄遣いしたことで金欠になり、海に行きたいという希望が出たため、水着を夜なべして製作していたからだと長谷部が説明。

審神者が縫った水着を手に、「「裁縫なんて初めて」と言っていた…」と 愛し気に呟く長谷部。


◆第七話 文月◆

審神者から託されたハーブ畑を世話する長谷部。

「主のハーブ、凛々しく育ちました!」


海へ行くみんなが外から部屋の審神者に声をかけると、窓から長谷部が顔を出す。

「お前ら、静かにせんか!主は今調べ物をしておら… あぁー同時に喋るな!」

みんなが海へ行く間も主お世話係は主と部屋で“二人きり”のようだ。


◆第九話 長月◆

義経の因縁の地阿津賀志山へ今剣達を行かせる命が下される。長谷部は安定に今剣のフォローを頼む。因縁の地に関わりある刀剣男士を度々送る主の考えを不思議がる安定。長谷部は「さあな」と返す。

「主は…何を考えているか解らないお方なんだ」と長谷部は微笑む。

「確かに。そこがいいんだけどね」と安定。

二振りとも主を信頼している様子が感じられるシーン。


◆第十一話 霜月◆

隊長の安定に主から託された「お守り」を渡し、言葉をかける長谷部。

「俺は主のお世話係。主の側にずっと居たから解る。池田屋での不甲斐ない戦い、それからのお前の汗を、主は知っている。主はお前をしっかり見ていた。その成果を見せろ」


「この桜がまた見事に咲いたら、主に心置きなく楽しんで頂きたい。そのためにお前たちに出来ることは、笑顔で帰還することだ」と出陣部隊を送り出す。


◆第十二話 師走◆

師走ということで外は雪。部屋で審神者のお世話をする長谷部。

「外に出ないからといって、一日中寝間着で居るのは如何なものかと。俺が徹夜で縫った袢纏です。見た目は悪いですが…」と手作りの袢纏を差し出す。よく出来た嫁だ。

部屋の外では審神者と遊ぼうと玩具を持っていた短刀達が「長谷部さんがお仕事中なので邪魔してはいけませんね…」と雰囲気を察して立ち入るのをやめた

「ぼ、僕もあるじさまのお世話係やりたいです…」と残念そうな五虎退。


その他のメディアでは

ゲーム外の公式物でも、長谷部の『審神者に追従する忠臣』とした姿は多く描かれている。


スクウェア・エニックスから出版された「刀剣乱舞-ONLINE-アンソロジーコミック~刀剣男士幕間劇~」では、主にお守りを貰って歓喜して命と同等に大事にする、主の一番を目指して他の刀剣男士と競い合う、といった作品も描かれていた。

このアンソロジーでは審神者のために頑張る長谷部の姿が多く見られる。


2015年9月19日の東京ゲームショウの刀剣乱舞ステージでは、中の人が観客への感謝として演じているキャラクター二振りからのコメントをアドリブで述べた場面があった。

長谷部のは「これからも、主命とあらば、どんな任務でもこなしてご覧に差し上げましょう。……主の……御随意にどうぞ。」と、緊張や即興のためか拙い敬語になってしまい中の人は後悔していた内容だが、それが逆に心擽るものとなっている。

「主の御随意にどうぞ」という発言によからぬ想いを抱いた。


「刀剣乱舞-ONLINE-」1周年記念では描き下ろしイラストがあった。(→イラスト掲載元

祝儀や贈答の飾りである水引が付いている。


関連イラスト

主(♂)へしログ①俺と長谷部【主へし】【腐】忠犬と雅ろぐ幸せを知らない長谷部シリーズ


関連タグ

刀剣乱舞 女攻め 刀剣乱腐 腐向け

主×刀 審神者(刀剣乱舞) へし切長谷部(刀剣乱舞)


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逆カップリング:へしさに

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