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神出鬼没の旅商人。一番好きなものは、キラキラと輝くモラ。

プロフィール

名前ドリー・サングマハベイ(英:Dori/中:多莉)
レアリティ☆4
国/所属スメール/アルカサルザライパレス
使用武器両手剣
神の目(元素属性)
誕生日12月21日
命ノ星座ランプ座
オリジナル料理モラ、早くいらっしゃい!(バターチキン)
CV金田朋子

「どんなに希少な実験材料も、ドリーのところでなら購入できる。一体どこから仕入れてるんだろうね…そうだ、彼女のところで何か買うなら、値段に気をつけなよ。会計の度に、心臓をチクチク刺されるみたいな痛みを味わうハメになるから。」

――ティナリ

人物

神出鬼没の旅商人。スメールにおいて、最も広い人脈を始めとした幾つもの「一番」を手中に収め、国中に名を轟かせる万能の大商人「サングマハベイ様」とは彼女の事である。

その評判に違わぬ多くの宝と、高級品から希少素材まで、ありとあらゆる商品を手に入れる強力なコネを持つ。いくつものキャラバンを統括する身でありながら自らの足を使うことを厭わず、苦境に陥った者達の前に現れては、彼らが本当に欲しい物を広げ、口八丁で商品を売りぬく。

必要なものをいつでも何でも用立てられる彼女を頼ろうとする者は多いが、その見返りとして温かい笑顔と共に提示される見積額は容赦なく客の財布と心を抉る。

そのやり口をある者は「窮地を救う恵みの雨」と言い、またある者は「混乱に乗じる悪徳商人」と言う。だがその議論は彼女の耳に届く前に、彼女を包むモラの澄んだ音にかき消されてしまうのだ。

能力と戦術

Ver3.0後半(2022/9/9~9/27)の期間限定祈願で実装。Ver3.1の期間限定イベント「ワンダフルキノコンピック」でも二種類の期間限定アイテムを集めると招待することが可能になる。元素チャージ補助とHP回復を両立するヒーラー兼サポーター。人物像と同じく能力も相当にアクが強く、雑な運用では真価を引き出しきれない。

天賦

  • 通常攻撃「マーベラスソードダンス・改」

最大3段。2段目は2段ヒットし、3段目の振り始めに若干の隙が発生する。

両手剣をランプの精に振り回させるという平蔵と逆方向の型破り。

段数が極端に少ない分ダメージ倍率はレザー並みに高く、モーションの癖も少ない方だが、命ノ星座の完凸効果を活用しようとでもしない限り戦闘中に出番を見出すのは難しい。鉱石の破壊にでも使っていくと良い。

  • 元素スキル「ジンニーランプ・トラブルシューター」

「モラをいただきますわ!」

ランプを構え「トラブルシューター砲」を発射する。命中時に2発の追尾弾「アフターサービス弾」を生成する。

キャラ突破段階4(Lv60~70)で天賦「砂だるま式利子」が開封されると、各弾丸の命中時にドリーの元素チャージ効率100%につき元素エネルギーを5回復する(スキル発動1回につき15まで)。

クールタイムは9秒(後述の天賦適用時6~7秒)と単発スキルにしてはそこそこ重く、威力もそこまで強くはない。

完凸以前は元素エネルギーの補充、完凸以後はそれに加えて発動直後に使える回復効果を引き出すことがメインとなる。

  • 元素爆発「アルカサルザライの極上サービス」

「腕の見せ所ですの!」

ランプの精を召喚する設置型スキル。ランプの精は近くのキャラとリンクを構築し、リンクがつながっているキャラに以下の効果をもたらす。

・2秒に1回、HP回復(最大HPをもとに計算)と元素エネルギーチャージを行う。

・雷元素を付着させる。

・ランプの精とキャラの間に雷元素ダメージを与えるラインを発生させる(ダメージは0.4秒に1回)。

また、キャラ突破段階1(Lv20~40)で天賦「ゴールドマイニング」が開封されると、リンク構築中のキャラが雷が絡む元素反応を起こした時に元素スキルのクールタイムを-1秒する(3秒に1回発動)。

回復効果はそれなりに高く、元素エネルギーを直接チャージ出来る効果は唯一無二だが、リンクを切らさず効果を引き出し切るにはかなり忙しい立ち回りを強いられる。

  • 天賦「予期せぬオーダー」

キャラと武器の育成素材(エネミードロップ素材)を錬金台で合成する時、一定確率で素材の一部が返還される非戦闘系天賦。

命ノ星座

第一重「追加投資」元素スキル命中時のアフターサービス弾+1発。
第二重「スペシャルフランチャイズ」元素爆発での治療が行われた時、ドリーの攻撃力の20%分の威力の追撃弾を生成する。
第三重「百技千巧」元素爆発の天賦Lv.+3
第四重「益をとって損を補う」元素爆発のリンク中のキャラに「HP50%未満の時、受ける治療効果+50%」「元素エネルギー50%未満の時、元素チャージ効率+30%」の効果を与える。
第五重「お値段以上」元素スキルの天賦Lv.+3
第六重「大金ばら撒き」元素スキル発動後3秒間、自身の攻撃を雷元素攻撃にした上で、攻撃命中時に味方全員のHPを自身の最大HPの4%分だけ回復する。

完凸以前は既存の技を使いやすくする事に終始しているため無くてもなんとかなるが、完凸と同時に新たな回復効果がもたらされるという、オール・オア・ナッシングな構成。

装備について

元素爆発主体で戦うためチャージ効率は200%を目安にしたい。

おすすめ武器は高い武器攻撃力とチャージ効率を確保できる祈願(ガチャ)★5「天空の脊」、武器攻撃力は低いものの高いチャージ効率が得られる祈願★4「西風大剣」、チャージ効率とスキルの複数ヒットによりクールタイムのリセットが期待できる祈願★4「祭礼の大剣」、高い武器攻撃力とチャージ効率が得られる鍛造(武器製造)★4「桂木斬長正」や「森林のレガリア」が良い。

また、使い道がほとんど無く死蔵になりがちな祈願★4「鐘の剣」もアリ。

この武器はオプションによってHPが上がるのだが今までHPがステータスに反映される両手剣使いがいなかったためドリーの実装により2年越しの救済となった。

おすすめ聖遺物はチャージ効率+チャージ効率に応じて元素爆発の火力が上がる「絶縁の旗印」、元素爆発の火力と爆発後に短時間だけパーティの攻撃力を上げる「旧貴族のしつけ」、治癒効果と回復量に応じてダメージが発生する泡を作る「海染硨磲」、草元素関連のダメージを上げる「深林の記憶」が良い。HPを上げる「千岩牢固」と「絶縁」の2セットでもOK。

オプションはサポーター特化ならオールHPで問題ないが、「鐘の剣」なら砂(時計)はチャージ効率で。激化(草+雷)反応のサブアタッカーなら砂は攻撃力か熟知、杯は雷ダメージ、冠は会心率か会心ダメージにすること。

余談

  • 金朋女史の怪演は必聴。癖の塊のようなその声と物腰はインパクト抜群で、聞いた瞬間反射的に警戒態勢に入るほどの胡散臭さに満ち溢れる。他言語版のボイスも方向性は大体こんな感じらしいが、海外勢曰く「日本語版はパワーと混沌さが段違い」だとか。
  • 趣味はモラを稼ぐこと、モラを数えること、モラを見ることと、まさしくモラの亡者な守銭奴。彼女に連続四回以上、金儲けや商売の話をさせない事はほぼ不可能と公式にも言われる程で、その狂気すら滲むモラへの「執念」と「冷静さ」でもって自身と周囲に利益をもたらし、今の地位へと上り詰めた。
    • 商売に関しては客の要望には可能な限り答え、たとえ教令院とやり合う事になっても問題にならないと言い放つ。金銭周りのがめつさにさえ妥協できれば信頼に値する商人と言える。
    • かつて大切な人を喪い、それがモラがあれば回避出来たかもしれない事だったと気づいたときから、「もう二度とモラが無いせいで何かを失わずに済むように」果てなき野心とそれを御する理性を抱き、自らモラの亡者に堕ちたという。そのためかどうかは分からないが「人を窮地から救う」商品の品揃えは群を抜いている模様。
    • このような経歴や実年齢のため、低身長キャラながらスメールのロリ枠にはカウントされていない。
  • スメールシティ北の郊外にアルカサルザライパレスという宮殿を所有している。執事をはじめとする使用人達はドリーの知人や招待客には親切丁寧であるが、そうでない客に対しては塩対応と、主人については秘密主義を貫いている。
    • このアルカサルザライパレスを建造した建築家がカーヴェであり、その建造に際して大量のモラを報酬として与えたという。…見通しの甘い彼は予算と報酬を合わせてなお上回る工費をかけ、自身の破滅を招いてしまったらしいのだが。
    • なお、彼女の部屋にはモラを「砂」に見立てた巨大な仕掛け時計があるらしい。設置の理由によくある見栄などはなく、なんと純粋な自身の精神安定のため。逆に不安になるレベルのモラへの依存ぶりである。
  • その拝金主義者ぶりは食べ物周りにも現れており、「モラと付くならきっと美味しいに決まってる」とモラミートに飛びつくほどの筋金入り。嫌いなものは黒い見た目の食べ物。ただしモラを積まれれば食べる事も考えるとか何とか。
  • 彼女のチュートリアルPVのナレーションはアリス。ドリーがまだ大商人でない頃にアリスが投資をしており、(モンド組を除けば)現在でも連絡を取り合っている数少ない人物である。アリスの二つ名のひとつ「かの有名なサングマハベイ様のサプライヤー」の「サングマハベイ様」とは上記の通りドリーのことである。
  • それまで自国の草神ではなくモラの創造主である岩王帝君を信仰していたが、岩王帝君が逝去してからは自力で願いを叶えた方が良いと、毎朝自分自身に「今日も儲かりますように」と唱える事にしている。
    • では自国の草神にはどうしているかというと、会うなり開口一番スラサタンナ聖処の買い取り話を持ちかけたらしい。その話は結局流れたようだが、金銭ある限り神々ですら彼女を止めることは出来ない。
  • セノはカードゲーム「七聖召喚」の大口取引相手であると同時に、違法行為を厳しく罰する執政官なため警戒している。
  • 待機モーションのひとつで歌を歌うのだが、その歌が音痴な上に相当うるさい。特に日本語ボイスは金朋女史ということもありインパクトがデカい。

ストーリーにおいて

金の匂いを嗅ぎつけてスメールのどこにでも彼女は現れる。

  • 魔神任務第三章においては缶詰知識を扱う商人として登場し、接触の際に下手を打って警戒されてしまったアルハイゼンに代わって旅人が彼女に接触する事になる。
  • セノの伝説任務においては缶詰知識流出事件に関する情報を提供し事件解決に貢献したが、法外な情報料をセノに請求した上に、旅人がそれをセノに伝える機会を作れないまま事件が解決してしまったため、経緯を聞いていなかった彼に詐欺と思われ投獄された(後にちゃんと伝わり釈放された模様)。
  • イベント「ワンダフルキノコンピック」においてはレイラが必要とする物資を揃えて現れる。この時のやり取りから、前述の安眠の薬をドリーが手配した可能性が浮上してくる。
  • イベント「盛典と慧業」においては教令院の学院祭に合わせて現れ、旅人に学院トーナメントにまつわる「冠」の過去の情報を(最初は吹っ掛けつつも、最終的には)無料で流した。これは教令院が「冠」を手放すように仕向け、格安で手に入れるための「投資」であったが、カーヴェがこれを破壊してしまったために目論見は失敗に終わった。怒りのあまりカーヴェに八つ当たりする気満々の彼女の耳に、実は「冠」は存在するだけで悲劇を呼ぶ曰くつきの品であり、カーヴェがその負の連鎖を断ち切ったという事実が届くかどうかは……また別の物語となるのであろう。

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