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イボタガの編集履歴

2023-05-09 03:25:39 バージョン

イボタガ

いぼたが

イボタガ科の蛾の一種。春の三大蛾の一角。

概要

和名イボタガ
英名Owl moth
学名Brahmaea japonica
分類鱗翅目 カイコガ上科 イボタガ科 イボタガ属
開翅長8~11.5cm
分布域日本(北海道~屋久島)
幼虫の食樹モクセイ科(イボタノキトネリコオリーブキンモクセイギンモクセイヒイラギマルバアオダモ)・
越冬態
成虫の発生期春(3~6月上旬)/年一化性

年に一度、春にだけ出現する大型ので、日本固有種。

波状の複雑な模様がある黄褐色~黒褐色の翅が特徴的。

前翅には眼状紋があり、フクロウの顔に擬態していると考えられている。

危険を感じると、翅を斜めに立てて威嚇する。

日本に分布するイボタガ科は本種のみ。

エゾヨツメオオシモフリスズメと併せて春の三大蛾と呼ばれる。

幼虫は黒い紐状の謎の突起を持ち、イボタノキやキンモクセイ、オリーブなどの葉を食べ、初夏に土に潜って蛹化、翌春に羽化する。

成虫は口吻が退化している為に何も食べず、一週間程度で死んでしまう。

主に山地で見られ、灯火によく飛来する。夜行性。

食樹があっても他になにか条件があるのか、市街地ではなかなか見られない。

近縁種のタイワンイボタガが台湾と中国大陸~インドに、ヨーロッパイボタガがヨーロッパに分布する。

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