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プリンタの編集履歴2023/05/10 05:50:01 版
編集者:東海道くん
編集内容:一部充実させた

印刷機器の総称である。一般的にプリンタと呼んだ場合はパソコン等のコンピュータから出力されたデータを印刷する機器のことを指す。プリンターと呼ばれる場合もあるが意味合いは一緒である。

複数の印刷方式があるが家庭用のプリンタであればインクジェットプリンタレーザープリンタが主流である。

インクジェット方式は、レーザーと比較すると枚数当たりのコストが一般的に安く、色の再現性が高いことがメリット。しかし、ヘッドを往復させる都合上、機械部が故障しやすく耐久性が低い(一部業務用機種ではヘッドを用紙幅いっぱいに置いて、往復しないものがある。)。また、インクは長期間放置すると固まってしまい、ヘッドのノズルを詰まらせてしまうので、定期的に自動でインクを消費してノズルのクリーニングを行う。(一部を除く)これらのデメリットから、最終的なコストパフォーマンスはレーザー方式に劣ることがある。インクの種類は染料と顔料があるが、前者は写真印刷に向いていて、後者はテキストやイラスト印刷に向いている。多色印刷をする機種は写真印刷にも向いている。

レーザー方式は、比較的単純な印刷機構なので、故障しにくく耐久性が高い。そのため、大量印刷に向いているが、樹脂の粉末(トナー)を熱によって紙に定着させる都合上、消費電力が大きく(インクジェット方式の50〜100倍)、またトナー自体もインクと比較して高い。そのため、枚数当たりのコストはインクジェット方式よりも高い。また、トナーはインクとは違い粒子が混ざらないので、水に濡れてもにじまないが、色の再現性では不利になることが多い。そのため、基本的に写真の印刷には向かない。加えて、従来は導入価格がインクジェット方式と比べて大幅に高いという難点があったが、現在は1万円を切る製品も登場しており、家庭用としても導入が可能になった。

かつてはドットインパクト方式と呼ばれる方式のプリンタが使われていたが現在では商用を除けばまずお目に掛かる事は無い。

近年ではプリンタとスキャナが複合した複合機も登場している他、持ち運び可能な程小型化されたものやデジタルカメラを接続したりメモリーカードなどを直接差し込む事でコンピュータに接続せずとも簡単に印刷できるものも多く登場している。

また安価なプリンタも増えてきておりインク代の方が高く付くといえるものも多い。

逆にインク代を安くする代わり本体の価格が同性能の機種と比べて高価な機種も発売されている。

日本ではエプソンキヤノンのプリンタがトップシェアでありブラザーヒューレット・パッカードと続いている。

イラストを描く人にとっては描いたイラストを印刷する重要な機器であるが、RGBで描いたイラストをプリンタで印刷しようとすると色合いが変わる場合があるため(RGBまたはCMYKの項目が詳しい)同人誌などを作ろうと考えている人は要注意。

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編集者:東海道くん
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