概要
素材とされる作品のうち、作者の許諾により「利用に制限をもうけていない」「制限がほぼ無い」とされる素材につけられる。
一般的に「素材」とだけ付いているよりも利用者に安心感がある。
詳細
これらの素材は各種存在し、背景、装飾といった「イラストに追加するもの」アイコンなどに利用できるもの、テクスチャーなどのデザインなどや文字素材などがあり、音楽ではMIDIやMP3、Wavなどが配布されていることがある。
しかしながら幾らフリー素材と言えども、制作者が利用規約などの許諾に対する権利を公開している場合※1はそれを確認したうえで使用し、その素材がpixiv上に存在し、pixivで公開した作品にて使用した場合、出来る限り制作者への報告やイメージレスポンスなどを行うのが望ましい※2。
公開されていない場合、フリー素材としての利用はできない。
また、マナーとして、その素材の二次配布などの再配布は基本的に不可能とされる( 作者公開の利用規約中に「二次配布」に関する項目がない限り禁止と考えること )。
※1フリー素材と歌っていても利用規約に「著作権は素材作者が保有」「著作権表記必須」「特定作品利用の場合のみフリー素材扱い」「特定用途の利用禁止」( 例:「R-18などのアダルト不可能」「商用利用不可能」「宗教および政治関連利用不可能」「ゲームへの利用不可能」など )「素材単体での二次配布禁止」「改変物の素材としての二次
配布禁止」などの利用に関する限定が記載される場合もある。
※2利用報告が多く不要であると明言している、あるいは連絡が取れない制作者の場合はこれに限らない。
作成に関する注意
これらの素材の作成に当たっては以下の項目に注意してもらいたい。
- 素材に他者の著作権がからまないか
- 素材として公開して他者に使用されても後悔しないものかどうか
- 素材作者として利用者から連絡が取れない場合、素材の扱いがどうなってもよいかどうか
- どのような形で利用されたいか、あるいはされたくないか
フリー素材の主な種類
- 商用利用可
- 商業作品での使用許可が明言された素材。当該項目を参照。
- ロイヤリティフリー
- 利用規約範囲内で断り無く使用できる素材。当該項目を参照。
- 著作権フリー
- 作者が権利を主張しない、あるいは著作権が存在しないため、どんな形での使用でも許可された素材。
- 小説用フリー素材
問題点
本タグは投稿者のみが付けるタグであり、閲覧者が勝手に付ける行為は許されない。
しかし2022年8月頃から、一部の迷惑ユーザーがフリー素材として投稿されていない他者の作品に無断で本タグを付けるという悪質な行為が発生している。
そのため本タグが付いている作品であっても、フリー素材として利用できるかどうか投稿者のプロフィールやキャプション等を事前に確認すべきである。
関連リンク:pixivに投稿した絵に勝手に『フリー素材』『使って』のタグが追加されてた「確認しよう」
スラングとして
これとは別のスラングとして「凡ゆる二次創作、架空戦記に引っ張りだこの人物、組織」を指してフリー素材と言うこともある、具体例を挙げると
・本国ではさほどメジャーではないがやたらとテーマにした戦記物が描かれる「三国志」
・とりあえず歴史の影に隠れていた事にされがちで、技術力に定評がありつつ魔法や超能力などのオカルトを大真面目に研究していたのでとりあえずここ由来にしておけばなんとかなる「ナチス」及び「ヒトラー」
・どんな過酷な戦場でも生き抜けるタフさと確かな実力を持った元軍人「ベトナム帰り」
・天下統一目前まで行った武力と知略、平民や外人を重用し、商売の自由化を推し進める型破りな先見性を持ちながら、比叡山焼き討ち等の非道や身内を躊躇なく処刑する苛烈さ、最後は家臣の裏切りによって無念の内に死亡する悲劇性から悪化羅刹に取り憑かれたり、未来からやってきた得体の知れない主人公を重用したり女体化させられる「織田信長」
・アイヤー!だのアルだのと胡散臭い「日本語が怪しい中国人」
・バラ園やいかにもな白亜の城や王様、貴族がおり、悪徳貴族や盗賊の跋扈する中世と聞いて思い浮かぶ要素だけ並べた「なんちゃって中世ヨーロッパ」
この辺りは創作物で舞台やテーマにされよく登場することからフリー素材と揶揄される事がある
関連タグ
素材 素材サイト 使ってもいいのよ 商用利用可 小説用フリー素材 CC0
フリー素材100users入り フリー素材500users入り
フリー素材1000users入り フリー素材5000users入り