この考えはもともとは主に「ストック写真」、すなわち素材用にあらかじめ撮影していた写真に対して使われてきた物である。
また、現代においてはイラストや動画などの各種素材でも適用されている。
この考えはライセンスの一種であり、「素材を使用できる権利の契約」と考えたほうがよい。
そもそも「ロイヤリティー」とは知的財産権の利用に対する対価であり、通常の素材では素材を利用する度に支払う必要が発生する。
この考えは販売されている素材に適用されることが多いこと、および素材の利用に制限があるものが多く、それらが発生しないだけの考えであるため、「フリー」という言葉から連想される『なんでもあり』というものではない。
その考え方のため、利用者は商品に添付されていたり、Webサイトで公開されている利用許諾書( 利用規約など )に書かれている制約事項を確認することが求められる。
主な定義
- 写真やイラスト、動画等の素材の著作権等の権利は製作者あるいは配布元が所有する。
- ユーザーが契約した後は基本的に使用許可の範囲内であれば何度でも利用可能。
- 素材の使用は、契約した個人および団体のみが可能。
- また利用権を他人に貸与したり、譲渡売却等は基本的に不可能。