概要
【原語版】
【日本語吹替版】
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーの劇中歌で、大魔王クッパが愛しのピーチ姫へと捧ぐラブソング。
歌唱は勿論クッパ(CV:ジャック・ブラック/吹替CV:三宅健太)。
本作では、映画のPV等の内容から「ピーチ姫に惚れる前」という設定かと視聴者に思わせた……が、やっぱりそんな事はなく、その目的も『スターを手に入れて世界を支配し、ピーチ姫と結婚式を挙げる』事であり、これには部下達だけでなく、ピーチ姫本人も世界征服が目的とばかり思っていた為、唖然としていた。また、マリオを敵視する理由も『ピーチ姫の近くにいて目障り』と言う、一方的な嫉妬による逆恨みであった(なお、本作のマリオはクッパに捕まったルイージの救出の為にピーチ姫に協力を申し出ただけの為、原作のようにピーチ姫に異性として好意を持っている訳ではない)。
どこか哀愁漂うメロディの中で無数に浮かび上がるピーチ姫の幻影を見つめながらひたすら『ピーチピーチピチピチピーチ』とピーチ姫の名前を連呼しながらピアノを弾くクッパは必見である。
更に付け加えると、カメックにピーチ姫のコスプレをさせて*告白の予行練習をしたり、どこかで見た事のあるような白いタキシード姿でパックンフラワーの花束を用意するなど、原作と同レベルかそれ以上にピーチ姫への(一方的な)愛を抱いていた。
なお、ピーチ姫の応えは言うまでもなくNOであった。
余談
5月4日付のデイリーバイラルチャートに初登場してなんと1位を獲得し、5月13日付の同チャートまで不動の首位をキープ。Spotifyではすでに5200万再生を突破し、圧倒的な強さを見せている。
劇中でクッパが弾いているピアノをよく見ると"Ludwig von Koopa"(ルドウィッグの英語名)が付いている。ルドウィッグらクッパ7人衆は音楽関係者を名前の由来として持つキャラであり、ルドウィッグの由来は楽聖として名高い大作曲家にしてピアニストの「『ルートヴィヒ』・ヴァン・ベートーヴェン」から。ピアノ繋がりで仕込まれたネタであると思われる(ただし劇中ではクッパ7人衆は未登場ではあったが)。
関連タグ
ガノンドロフ:こちらも初登場した作品でパイプオルガンを弾いた、任天堂の大人気ゲームの悪役。ただし、あちらはヒロインに対して好意を抱いたことは一度もない。