CV:松尾銀三
人物
「身長154cm・体重55kg・血液型O型・誕生日:8月10日」
担任ぬ~べ~こと鵺野鳴介が受け持つクラス・童守小学校5年3組の男子児童の1人。
オールバックに三白眼、やや大柄な体系が特徴。家族には弟が1人いる。
クラスメイトからは苗字で呼ばれているが、アニメでは下の名前で呼ばれる。
クラスのいじめっ子、いわゆるガキ大将であり、成実・修二という名の子分がいる。
クラスの女子を虐めていた際、転校生の立野広に衆目の前で打ち負かされてしまい犬猿の仲となっていた。
そこで博が「トイレの花子さんが怖い」ということを子分たちから聞き、早速広をトイレに呼び出してラジカセから不気味な呪文(闇子さんを呼び出す)を流すことで怯えさせ一方的に打ちのめす。
だがラジカセを止めても呪文は止まらず、広からも経験則でこれは本当にまずい状況だと警告され逃げるように言われる。直後、呪文や出現し始めた闇子さん自身が唱えているものだと知り逃げようとするがトイレから出られなくなっていた。窓からプールに飛び降りようとしたがそこにも闇子さんの巨大な顔が出現していた。
逃げ場を完全に失った上に便器から闇子さん本体が現れ始めたことでついに泣き出してしまうが、ぬ~べ~がトイレのドアを破って駆け付けたことで窮地を脱する。ぬ~べ~に連れられて下水道に放置されていた闇子さんの遺体を目の当たりにし、広と共に腰を抜かしてしまう。
この事件をきっかけに広とは事実上和解した。ただし「事実上」であり広と一緒に遊ぶほど友達関係というわけではない。
生き物好きでいろんな生き物を飼っているが、直ぐに飽きてしまう悪癖があり、ペットを何匹も死なせた上に死体を庭に放り出したままにしていた。それによって生まれた妖怪に襲われ、ぬ~べ~から説教されたこともあって本気で改心した。
その後はクラスメートの木下あゆみにバケツ一杯に貯めた水をぶっかけるなどイタズラをしていたが、水を賭けたことであゆみの身体が溶けたことをきっかけに秘密(実は陽神の術で生み出した分身であり、本物は入院中)を知ったことがきっかけで彼女と親しくなる。読書好きの彼女に薦められた本を読んで以来、読書の面白さに目覚める。
これによりあゆみにすっかり帆の字になり、恋を知ったことで今度こそ任侠的なガキ大将へと更生した。
後日談ではあゆみと成実、修二との交友は続いている模様。
その後
原作から約十年後の『地獄先生ぬ~べ~NEO』ではあゆみの大卒後に結婚しており、トラックの運送業で生計を立てている。小学生の時のような傲慢さや乱暴っぷりは鳴りを潜め、妻のため家計のため働く親分肌な青年になっている。
挙式はお金がないため上げていないが、5年3組メンバーの中で一番乗りの結婚となった(そのため響子には少しばかり僻まれた)。また読書好きが講じてトラック稼業の片手間に恋愛小説も書き出したりしているが、そっちはまだ売れていない。
やがてあゆみが妊娠し、陣痛が始まった際は母体が弱いため母子共々耐えられない事を知る。見かねたぬ~べ~からあゆみと金田の精神を一時的に一体化させられ、あゆみの負担を自身も引き受けることで出産に臨む。
並ならぬ激痛に泣き叫んだ金田だが最後まで耐え抜き、見事あゆみを出産まで導いた。
その男らしいエピソードも非常に好評だったため、自堕落な駄目男に成り下がった栗田まこと、美樹のことがやっぱり好きだと発言しても結局過去のしがらみで縒りを戻さなかった克也と対照的に、最も株を上げた男として描かれている。
子分
成実(CV:私市淳) - 子分その1。オカマ口調が特徴。
修二(CV:幸野善之) - 子分その2。関西弁が特徴。
余談
同作者の作品デジモンネクストでは第12話で子分たちと共に登場。原典の勝達と同一人物かは不明。デジモン・バトル・ターミナルでティラノモンのテイマーとなってゴーレモンと対戦するが敗北。敗北するやいなやティラノモンを失敗作と見なしてデジモンミニのデータをリセットしてしまい、意見してきたトオル少年に『まさかお前「デジモンにも命がある」とでも言いたいのか デジモン(こんなもの)はただのデータなんだよ!オモチャをどうしようが俺様の自由だケケケ…』と言い放ってしまう。(一応、デジモンミニから生まれたデジモンもデジタルワールド側からすれば一つの命として扱われるため、極端な話、彼はティラノモンを殺したという事になる。)ティラノモンは当時究極体が無かったとは言えあんまりである。
最終話でも登場し、バトルターミナルの筐体から垣間見得た主人公達の活躍に涙していた。きっと原典と同じように改心した事だろう。
関連タグ
呂蒙 - 体力バカだが、勉強に興味を持てるようになり、それに基づいて成長したという意味では共通している。