「カシラァ、本当に俺達と戦えるんですか?」
CV:栄信 スーツアクター:塚越靖誠
データ
- 身長:215.3cm
- 体重:150.8kg
- 特色/力:砲撃能力、堅牢な防壁
概要
『仮面ライダービルド』第46話「誓いのビー・ザ・ワン」に登場。
エボルトの遺伝子が擬態した赤羽がロストフルボトルやクローンスマッシュを使わず単独で変身している。そのため、他の2人同様厳密には本来のロストスマッシュとは異なる存在である。詳細は不明だが、赤羽自身がエボルトの遺伝子の擬態であるため、このスマッシュ体も擬態能力によるものと仄めかされている(劇中では人間体の姿で攻撃を受けた際、両腕だけスマッシュ体に変化させることで防御していた)。
おそらく、前話で黒いパンドラパネルともにエボルトがロストフルボトル10本を取り込んだ影響かもしれない。
スマッシュ体の容姿はキャッスルハザードスマッシュとほぼ同一で、下半身が黒くなり、左腕に装着されていたロストフルボトルがなくなっている(もっとも、この個体はエボルトの遺伝子が擬態しているだけなのでボトルがなくて当然なのだが)。
ロストスマッシュ化によって防御力は全スマッシュの中でもトップクラスであるとされ、両肩の可動防壁に至ってはスカイウォール並の強度を誇るとされている。もう一つの能力である砲撃能力も大幅に強化され、全身の砲撃ユニットから放たれる砲撃はフルボトルバスターに匹敵するほどの威力を有しているとのこと。
劇中ではパンドラタワーに乗り込んで来た4ライダーの前に擬態した青羽、黄羽と共に現れ、彼等をすぐに偽物と看破した猿渡一海こと仮面ライダーグリスと対決。
当初は実力で圧倒されていたが、追い詰められた途端に死の恐怖に怯える様子を演じ、その言葉にグリスが攻撃の手を鈍らせたところを攻撃するなど卑劣なやり方でグリスを追い詰めていく。
しかし続く第47話では、一海が覚悟を決めて変身したグリスブリザードに3体がかりでも圧倒される。最後はグリスブリザードが繰り出したグレイシャルフィニッシュで粉砕され消滅した。