演:芹澤興人(せりざわたてと)
概要
『仮面ライダービルド』の登場人物。
時にシニカルなセリフも口にする年長者。クワガタフルボトルでスタッグハードスマッシュに変身する。本名は「相河修也」(あいかわしゅうや)、血液型はA型。
ハザードスマッシュへの強化改造を受ける直前、「カシラにばっかいいかっこさせてたまるかよ」と言うなど、時に一海に対しても毒を吐いたり、素直じゃない言動が目立つが、その実カシラを想う気持ちは他の二人に負けていない。一海も彼の事を「他人の為に涙を流せる仲間想いのいい男」と評していた。
第19話時点でのハザードレベルは3.7である。赤羽や黄羽と同様にハザードトリガーで強化され、スタッグハザードスマッシュに変身できるようになった。
しかし、第21話で暴走したラビットタンクハザードフォームの攻撃により変身解除を封じられた上で必殺技を受け、致命傷を負ってしまう。
最後は一海の腕の中、「心配だな…カシラは…俺がいないと、何にもできないから…」と最後まで彼の事を案じつつ自身のドッグタグを一海に手渡し、「何があっても…一緒ですよ…」と呟きながら粒子となって消滅した。
彼の死は一海や赤羽・黄羽だけではなく、実際に手をかけてしまった戦兎や、戦兎の暴走の遠因となってしまった龍我の心にも大きな暗い影を落とす事となった。
29話にてビルド・グリスの連携技で再登場。この時彼は戦兎の背中を押している。彼もきっと戦兎を天国から応援しているのだろう。
そして最終回では…。詳しくは北都三羽ガラスを参照。
余談
青羽を演じる芹沢氏は、台詞の殆ど無い役柄ではあったが、『仮面ライダーカブト』と『仮面ライダー電王』の出演歴がある。
※情報出典は「東映ヒーローMAX Vol.57」のインタビュー。
前述の通り、青羽の死は、戦兎達に大きな黒い影を落としただけでなく、人体実験や戦争など非常に重いテーマを扱っている本作において、この回自体が、犬飼貴丈氏の迫真の演技(実は撮影前日に徹夜でモンハンしていた事による寝不足によるもの)も相まって、視聴者にトラウマを植え付けた。
芹澤氏曰く、青羽のキャラクターは『ルパン三世』の次元大介のイメージ、との説明を受けていたそうだ。
関連タグ
夢野ナオミ:暴走した主人公によって重傷を負った者繋がり。但し彼女は死んでいない。