概要
東京都大田区にある東京モノレールと京浜急行電鉄との乗り換え駅である。もともとの駅名は「羽田駅」であったが、羽田空港と間違えてこの駅で降りる客が多かったため、1998年混同回避で現在の駅名となった。
羽田空港敷地の手前に当駅が存在し、両者とも路線が羽田空港の敷地内へ入る。実際住所の方もそのまま東京都大田区羽田空港一丁目である。
羽田空港の敷地とは言ってもかつて羽田空港の一部だった厳密には度重なる再開発で使われなくなった跡地(羽田空港跡地第1ゾーン)であり、長きに渡りその土地の再利用で揉めたため二線も通っている乗換駅にもかかわらず駅周辺には何もない状態が続いていた(ただし京急側は旧羽田空港駅周辺の住宅街へのアクセスもしやすい位置に出入口を設置してはいる。なお、住宅街との間に渡ることになる人道橋が、当駅の名称の由来となった「天空橋」である)。そういう意味では市場前駅とは似たような関係にある。
その状態も2020年夏にようやく「Zepp Haneda」を始めとする複合商業施設HANEDA INNOVATION CITYが先行開業し、周辺が徐々に賑わうことが予想される。
またこれに伴い、副駅名に同施設名が付与され、従来の乗り換え改札に加えてHICity改札と、駅前ロータリーとバス停が新設された。
京浜急行電鉄(KK15)
相対式2面2線の地下駅。
東京モノレール(MO07)
相対式2面2線の地下駅。開業当初は近隣にあった羽田空港旧ターミナル直下に島式2面2線のホームを構えていたが、1993年にターミナルが沖合(現在の第1ターミナル)に移転するのに合わせて当駅も現在位置に移転した。
利用状況
近況
京急電鉄
- 2021年(令和3年)度の1日平均乗降人員は12,755人である。京急の駅では47位。
東京モノレール
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は13,075人である。モノレールの駅では6位。
利用状況比較表
事業者名 | 京急電鉄 | 東京モノレール | ||
---|---|---|---|---|
年度 | 乗降人員 | 順位 | 乗降人員 | 順位 |
2008年(平成20年)度 | 14,693人 | 46位 | 11,849人 | 6位 |
2009年(平成21年)度 | 21,767人 | 31位 | 11,501人 | 6位 |
2010年(平成22年)度 | 20,055人 | 33位 | 11,282人 | 6位 |
2011年(平成23年)度 | 18,613人 | 33位 | 10,562人 | 6位 |
2012年(平成24年)度 | 18,542人 | 35位 | 9,766人 | 6位 |
2013年(平成25年)度 | 19,474人 | 34位 | 10,137人 | 6位 |
2014年(平成26年)度 | 18,366人 | 37位 | 10,135人 | 6位 |
2015年(平成27年)度 | 18,426人 | 37位 | 10,120人 | 6位 |
2016年(平成28年)度 | 18,748人 | 38位 | 10,199人 | 6位 |
2017年(平成29年)度 | 19,836人 | 36位 | 11,417人 | 6位 |
2018年(平成30年)度 | 21,293人 | 34位 | 12,322人 | 6位 |
2019年(令和元年)度 | 20,774人 | 34位 | 13,075人 | 6位 |
2020年(令和2年)度 | 12,581人 | 46位 | 8,593人 | 6位 |
2021年(令和3年)度 | 12,755人 | 47位 | 8,619人 | 6位 |
2022年(令和4年)度 | 9,981人 | 6位 |
関連タグ
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