概要
東京都江東区にあるゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)の駅。駅番号はU14。
2006年に開業した。その5年前の2001年、東京都中央区築地にある市場を土地の老朽化を理由に2012年に江東区豊洲に移転する事を見越して作られた。
しかし、反対運動や東京都議会のゴタゴタなどが原因でたびたび土地開発が中断され開場が先延ばしになったため、実に10年近くもの間駅周辺が「何もない廃墟」状態が続き、最初の移転予定だった2012年でも1日の乗降数は約50人しかいないという有様であった。もちろんこの数字は東京23区内ではダントツのワーストであり、尾久駅など比ではない。
それでも4年後の2016年11月7日に市場の正式移転が発表されたため、駅周辺は再び急ピッチで開発が進められ刻々と「何もない廃墟」状態からは脱却しつつある…はずだったが、今度は建物の盛り土が敷かれていなかった問題が発生。これにより再び竣工は延期になってしまい、長きに渡って完成する事のない市場を抱えたまま駅周辺が閑散としている状態が続いた。
2017年3月に駅近隣にIHIステージアラウンド東京(アジア初の客席スペースが360度回転する円形劇場)がオープンし、以降約1年半の間はほぼ同劇場アクセス専用駅のような状態となっていた。
そして2018年10月11日、ついに豊洲市場が開場。これにより、利用者も増えていくことと思われる。
隣の駅
U13 有明テニスの森駅 - U14 市場前駅 - U15 新豊洲駅
関連項目
東京都 駅 ゆりかもめ 東京23区の駅一覧 築地市場 豊洲市場