鈴瑚
りんご
「まあいいや さっさと仕事して休憩しようかな
ミスの許される地上人には我々の苦労は判らないよねー 」
概要
二つ名 | 橘色のイーグルラヴィ |
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種族 | 月の兎 |
能力 | 団子を食べる程に強くなる程度の能力 |
テーマ曲 | 九月のパンプキン |
登場作品 | 『東方紺珠伝』2面ボス 『秘封ナイトメアダイアリー』月曜日及び裏・日曜日ボス |
「イーグルラヴィ」と呼ばれる地上の調査部隊の中で、情報管理という閑職を担っている。楽な割に位の高い役職。
情報を集めていたせいか、彼女の興味が地上に移ってきたようである。
彼女の任務は調査をすることだけ。戦闘も許可されているが、勝つ必要はないと言われている。
(紺珠伝おまけtxtより抜粋)
情報管理という役職柄、「現在の自分達が住んでいると思っている月の都は、実は夢の世界」ということを知っていた。
ただ、何故そんな事態になっているのかまでは判らなかった。
もし知ってしまったら消されてしまう可能性すらあったため、自分の所に来た人間達を夢の世界の月の都へ繋がる通路へ送り込み、間接的に調査しようとした。
イーグルラヴィの本拠地である妖怪の山山頂の湖にて、清蘭から本拠地の場所を聞き出して来た主人公と戦闘になる。
戦闘後は主人公に槐安通路への道を明け渡し、自分は地上に残ることに決めた。
異変後は人里の通り沿いで団子屋「鈴瑚屋」を営んでいる。共に残った清蘭と売上を競い合っており、団子にこだわりが強い鈴瑚のほうが売上が多い様子。
このときの鈴瑚の屋号は「 鈴瑚屋 」で、売り文句は、「 味一番 」。ラインナップもお隣の「 清蘭屋 」とは異なるが、値段は同じく「 四文 」(ただし鈴瑚屋の方は表示の下部が見きれているため、四文に限らない可能性もある)。先述のように「 里の通り沿い 」とされているため、二人は人間の里でこれを開業している様子である(『東方文果真報』)。
鈴瑚個人を指したものかどうかの明記はないながらも、霧雨魔理沙は『紺珠伝』以後の時間であるPS4版『東方深秘録』EXTRA以後において地上で「 月の兎 」を見かけるとしており、その文脈では「 団子好きの月の兎 」との言及がある(魔理沙、対戦モード対鈴仙・優曇華院・イナバ戦勝利セリフ、PS4版『深秘録』)。これが鈴瑚を指すと仮定する場合、『紺珠伝』以後、先述の「 鈴瑚屋 」をはじめとした地上での新しい生活が始まっている様子が複数の人物の視点からも語られるものともなっている。
以前(『儚月抄』)、月の都に訪れた博麗霊夢を見たことがあったらしい。
月の兎たちにとって博麗神社は有名であると語っている。
容姿
玉兎特有の赤い眼と長いウサ耳を持つ。
髪はブロンドのボブカットで、ウサ耳の上から茶色いハンチング帽を被っている。
服は二つ名の通り橘色のシャツと、黄色と白の縞模様のカボチャパンツ。
シャツの丈は短めで、東方では珍しい公式ヘソチラとなっている。
靴は履いておらず、ゲーム中ではほぼ胡坐をかいた姿勢をとっている。
立ち絵では右手に串を持ち、左手に団子を複数個載せている。
戦闘中にも団子をほおばっているらしく、ドット絵をよく見るともぐもぐと口を動かしている他、一部の立ち絵ではMGMGというテキストが表示される。
また、ボロ絵では団子の数が減っていることが確認できる。
性格
清蘭に比べれば落ち着いていて、のんびりとした性格。
自分の仕事に嫌気がさしているらしく、食べ物が色々あって自由な地上世界に惹かれている。
また、自分たちが月の都だと思っている場所は実は夢の中であることに気付き、なおかつそれを表立って探ることは危険であることを察して主人公たちを調査に利用しようとするなど、冷静で機転が利き、観察眼がある一面も見せている。
スペルカード
東方紺珠伝
スペルカード名 | E | N | H | L | EX |
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兎符「ストロベリーダンゴ」 | ◯ | ◯ | |||
兎符「ベリーベリーダンゴ」 | ◯ | ◯ | |||
兎符「ダンゴインフリューエンス」 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
月見「セプテンバーフルムーン」 | ◯ | ◯ | ◯ | ||
月見酒「ルナティックセプテンバー」 | ◯ |
秘封ナイトメアダイアリー
スペルカード名 | 備考 |
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兎符「ストロベリー大ダンゴ」 | 月曜日、弾幕夢2 |
兎符「ダンゴ三姉妹」 | 月曜日、弾幕夢4 |
団子「ダンゴフラワー」 | 裏・日曜日、弾幕夢3 |
二次創作
立ち絵が大変逞しくまたどう考えても太るとしか思えない設定を満載しているため、ぽっちゃり扱いされることも多い。大食いキャラとして扱われることもある。
それ故、胸は一貫して大きくなりやすい(りんごパイ)一方でヘソ出しであることから腹を上手く描けるかどうかという通常使用しない技量が必要となる側面があり、腹の大きさが人によって分かれる傾向にある。
ふつうにくびれがある場合もあればだらしない場合もあり、ギャクの場合だとヘソ出しというより最早腹出しに近い太鼓腹の場合もある。
少数ではあるが、「団子を喰えば喰うほど強くなるのは燃費が悪すぎて常にエネルギーが足りないからである」と解釈し通常以上のガリ痩せとする人もいる。