「じゃあ、うちはうちのやり方でお前を迎えてやるぞ 山姥のやり方でな!」
設定
二つ名 | 浮世の関を超える山姥 |
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種族 | 山姥 |
能力 | 聖域を作る程度の能力 |
テーマ曲 | 山奥のエンカウンター |
登場作品 | 『東方天空璋』2面ボス 『秘封ナイトメアダイアリー』木曜日及び裏・日曜日ボス |
概要
一人称は『うち』。語尾に『~だべ』や『~してくんろ』といった訛のある話し方をする。
組織を好む天狗とは相容れず、種族間で不可侵条約を結んで、妖怪の山内にある聖地ヤマンバの地で独自に生活している。
自分の作りだした縄張りに入ってくるのを嫌い、開きにして天日干しにするなど山姥らしい言動を使ってくるが、単に脅しているだけで気に入った相手には親切にするため実際はいい人物らしい。
彼女自身も外の世界には一切興味がなく、幻想郷の中でも未開でほとんど情報がない。
東方獣王園では、聖地ヤマンバの地がなんと月の都の通路として使われている事が判明。月の都の通路、というのは月の都につながる道なのか、海と山を繋ぐ事ができる綿月豊姫のワープ先を意味するのかは不明だが、いずれにせよネムノと月になんらかの関りがある可能性が出てきた。
「聖域を作る程度の能力」というのは、穢れを酷く嫌う月人でも地上に降りる事が出来る程の「穢れのない場所」を作る事が可能な能力であるのかもしれない。
上記の憶測が正しければ、綿月豊姫や連れの玉兎とも顔を合わせている可能性がある。
容姿
一番の特徴は右手の赤いリボンの巻かれた大きな鉈(スペルカード名からすると包丁かもしれない)。
髪は腰まで伸ばした癖のあるロングヘアで、色は灰色となっている。
服装は黄土色のワンショルダー、オレンジ色の帯、赤いスカートという色彩豊かな組み合わせとなっている。しかし、上下がワンピースのように繋がっているのか、それとも分かれているのかは不明。
さらに非常に解りにくいがスカートの裏地には桜に似た花の模様がある。
足は裸足で、二の腕あたりに青色の袖がある。
スカートの裾と袖先には大小のひし形の穴が開いている(目の荒いX型のメッシュと解釈してもいいかもしれない)。
原作の立ち絵からしてボディラインがハッキリ出ているのだが、神主絵にしては珍しく起伏が豊かなスタイルであるため巨乳キャラとして描かれているイラストが多い。
スペルカード
東方天空璋
- 雨符「囚われの秋雨」
- 雨符「呪われた柴榑雨」
- 刃符「山姥の包丁研ぎ」
- 刃符「山姥の鬼包丁研ぎ」
- 尽符「マウンテンマーダー」
- 尽符「ブラッディマウンテンマーダー」
秘封ナイトメアダイアリー
- 研符「狂い輝く鬼包丁」(木曜日、弾幕夢2)
- 殺符「窮僻の山姥」(木曜日、弾幕夢3)
- 夢尽「殺人鬼の懐」(裏・日曜日、弾幕夢6)
バレットフィリア達の闇市場
- 包丁「刃こぼれするまで切り刻め」
余談
山姥は幼少の頃の坂田金時すなわち金太郎を育てた母親という説があるので、名字の坂田はそこから由来していると思われる。
「伝説の金時みたいな」という台詞があるため、本人がその山姥というわけではないようだ。
山姥の伝説には、呪的逃走系昔話で主人公の寝込みを殺害しようとする悪人である面と勧善懲悪・因果応報系昔話で優しい苦労人に福を授ける存在である面がある。
また、山姥とは山に入った巫女が妖怪化したものであるとの説も存在する。
聖域の結界を作り、他を寄せ付けようとしないところは穢れをあまりよしとせず、聖域である神社と似ている
二次創作
山姥とは山に入った巫女が妖怪化したものであるという伝承より、過去に博麗の巫女であった人物であるとする二次創作がある。
「聖域を作る程度の能力」が穢れを祓った土地を作る能力であるとする憶測もあり、この憶測も巫女らしさを感じさせる要因となっている。
同じ土地で暮らしており、よく似た服装をしている孫美天と関連性を持たせた二次創作が作られている。
関連イラスト
関連タグ
東方Project 東方 東方天空璋 秘封ナイトメアダイアリー 2ボス 山姥 赤眼 裸足 鉈