概要
「ターミネーター」の名言の1つ。
ターミネーター以外にもアーノルド・シュワルツェネッガーが演じた役は度々このセリフを発している。
サラに会うべく警察署を訪れたT-800。
彼女の友人ということで合わせて欲しいと話すもまだ話し中という理由で拒否される。
すると辺りを見渡した後、I'll be back.(訳:また来る)と言って出て行く。
そして彼は宣言通りまた来た。…車に乗ってドアをぶち壊しながら。
ちなみに、演者のシュワルツェネッガーはこの台詞に対し、当初否定的な立場を示していた。
I'llは短縮形でくだけた言い回しなので、"I will be back."の方が機械的で、ターミネーターのイメージに合っているというのがその理由だった。
キャメロン監督に何度も進言したが聞き入れられず、結局脚本のままとなった。
誤った用法
「ターミネーター2」でT-800が溶鉱炉に落ちる際に言ったセリフという間違いが多い。
ターミネーター2でこのセリフを発したのは別の場面である。
余談
“I'll be back.”(また戻ってくる)という表現それ自体は、席を外す時などに割とよく使われる言葉である。(普通に使う形は“I'll be back soon.”(すぐ戻る)とかの方が多いが。)
対となるのは“I'm back.”(戻ったぞ)。
ダグラス・マッカーサーが残した"I shall return."も同じく「また戻ってくる」という意味だが、こちらはより厳かなニュアンスがある。"shall"には「そうなることを運命づけられている」とでもいうような意味合いがあり、現在の口語ではまず使われない改まった物言いである。
このセリフを発した他のキャラクター
関連タグ
表記ゆれ:アイルビーバック I'll_be_back.