アルケミスト(世界樹)

あるけみすと

ゲーム『世界樹の迷宮』シリーズに登場する職業の一つ。

概要

術式による炎・氷・雷の3種類の属性攻撃を得意とする職業で、他のRPGで言う魔法使いのようなポジション。

術式の威力は武器に依存せず、多くの敵はいずれかの属性を弱点としていることもあって、序盤から大ダメージを叩き出すことが可能。各属性の全体攻撃も備えており、特にソードマンのチェイススキルと相性が良い。

反面、術式による攻撃は全体的に発動が遅く、後手に回りやすいという欠点も。また、終盤になると術式がほとんど効かない敵が出てきたり、火力の面で味方に追い抜かれてしまったりと活躍の場が狭まりがちになる。

『世界樹の迷宮2』では物理属性や無属性の術式が新たに追加された。後者は非常に強力で、うまく使えばゲームをサクサク進められる。しかし他の職業のスキルを比べてダメージ計算式がシビアなのか、終盤になると全くダメージが伸びなくなり、活躍は難しくなる。

『世界樹の迷宮3』ではゾディアック、『世界樹の迷宮4』ではルーンマスターが、同様のポジションを担当している。

魔法使いというより学者を意識したような姿で、両手に術式をコントロールする炉を装備しており、手甲の部分には梵字が描かれている。

制服をイメージさせる服装をしているが、設定資料集などでチャイナ服らしいデザインが考案されていたことがはっきりと分かる。

男女ともパラディン♂とダークハンター♀のように年齢・身長の違いが目立った。男性は黒髪>金髪、女性は黒髪<金髪。

男女共通で違いがある点はシノビとビーストキングが続く。

♂1		黒髪赤眼の男性。通称「黒ケミ」。『世界樹の迷宮』のパッケージイラストでは衣服に龍が描かれている。1の立ち絵は若く見える（童顔）。
♂2		赤いマフラーを巻いた金髪碧眼の青年。サイボーグ009の様な風貌。通称「金ケミ」。
♀1		眼鏡をかけた黒髪ショートの女性。通称「ケミ子」「眼鏡ケミ子」「委員長（いいんちょ）」等。
♀2		長い金髪を後ろで束ねて三つ編みにした女性。通称「ケミ姉」。『世界樹の迷宮』では生足だったが、『世界樹の迷宮2』ではタイツを着用している。
♀3		リマスター版で追加された。大きな帽子を被った金髪の少女。通称「帽子ケミ子」。

『新・世界樹の迷宮』のストーリーモードにてプレイヤーキャラクターとして登場する。