概要
人物
自身がヤクザだった経験から、マフィアが教会にやってくることに抵抗はなく、むしろそういった者にこそ救いが必要だと考えている。
ローマ法王とは10年来の友人。
経歴
2001年、中国甘粛省の料亭で飲んでいたところ、ワクチンを運びに来たとある神父と出会う。
運転できない神父に変わって、トラックでウイルス被害のあった地域へワクチンを運ぶが、川の氾濫で橋が壊れ、橋桁を支えるために川に入った神父とはぐれてしまう。
その後、無事に村へたどり着きワクチンを渡し、ワインボトルを片手に1人落胆していたところにボロボロになりながらも生還した神父と再会する。その神父は後にローマ法王となり、10年来の友人となる。
2014年、中国人殺しの捜査をしていた刑事の元に現れ、殺された者が中国広東系マフィアの構成員であり、自身に救いを求めていた人物であると伝える。
その後事情聴取にきた刑事に、自身の経験から中国人殺しの犯人がマフィアではないと語る。
ローマ法王暗殺を阻止するために協力を要請しにきたカンナから、“血のおおみそか”の真相と彼女がケンヂの姪であることを知る。
“ともだち”が本当は救世主ではないと知ったことでケンヂに協力することになる。
2015年、イタリアから逃亡してきたルチアーノ神父から「ローマ法王の暗殺計画が続いている」ということ、ユキジとオッチョから「死んだはずの“ともだち”を見た」ということ、ヨシツネから「少年時代の“ともだち”はかつて自殺を図った」という3つの事実から世界が最悪な状況へと進んでいることをカンナ達に語る。
ともだち暦3年、逃亡犯となっていたオッチョと再会し、逃亡の手助けをしたサナエ(演：福田麻由子)とカツオ(演：広田亮平)の姉弟を自身の教会へと匿う。
病床に伏せていたローマ法王から手紙をもらい、面会を求めるが門前払いをくらい、帰り道にであった少年・小龍（シャオロン）からかつてワクチンを運んで助けた村の人間と再会する。
法王から伝言を預かっていた小龍（シャオロン）から、カトリック教会が“ともだち”の息のかかった者に操作されている事実を知る。
すべてが終わったあとは、病状から回復したローマ法王やルチアーノ神父と共に世界の安寧を祈っていた。
実写版
演：六平直政
2章と最終章に登場。
“ともだち”が復活する際に「一度死んで蘇った者は“神”と見なされる」と、“ともだち”をイエスに例えた。
その他
実際の新宿歌舞伎町に存在する教会はカトリックではなくプロテスタントである。https://shinjukunishi-ch.holy.jp/welcomepage/
関連イラスト
イラスト募集中
