「貴方は知識も訓練も足りてない」
概要
陰陽師の勢力に高い影響力を持つ二大旧家の出身で、幻妖の頻発化の対策として学郎と鵺がいる北高に転校した陰陽師の美少女。
陰陽師としての実力は高く、多数の式神を呼んだり盡器の形を自在に変えたりできる。
人物
非常に落ち着いた性格で自身の感情を表情に出さない、まるで人形を思わせるほど冷淡な少女。
素直な学郎が相手ではあったが、匂いや脈拍によって相手が何を隠しているのかをある程度把握する事が可能。
鵺、七咲に続いて学郎との距離が近いが、ちゃんと相手は選んでいる二人と違って彼女は本当に無頓着なところが窺える。
実は鵺と契約し、彼女の力を奪う事を目的としており、そのために学郎と接触した。
意外にもPCゲームなどのサブカルに精通している模様。
能力
霊衣は、おおむね周防七咲と似た格好で、細部の装飾は異なるが、長袖のジャケットにホットパンツ、ロングブーツなどを着用している。胸の下には帯のような部分があり、首には代葉の首を絞めるような手の意匠があるマフラーを巻いている。
盡器 染離(ぜんり)
槍状の盡器で、帯を撚り合わせたような形をしている。変形したり穂先を動かしたりする事が可能。
作中では幻妖を祓った後、取り込んでいる描写が見られるが、この盡器の能力なのか代葉自身の力なのかは不明。
淵廟8番拘束霊鎖解放 式号「眇の鴉合(すがめのあごう)」
代葉が行使する式神術。自傷によって傷つけた親指から出る血液で、額に印を付着させる事で発動する。
代葉の背後に文様が現れ、それを破るように複数の鴉が出現してシーケンスが完了。
人間関係
現在契約中の幻妖。少なくとも軽口を叩ける程度の仲な模様。
鵺と契約するために接触した陰陽師成り立ての少年、かつクラスメイト。意外な素質と人間性に少し驚いている様子を見せる。
自身の、というより家の目的である幻妖。