概要
ソ連崩壊から日も浅い1994年、ロシア連邦で開発された兵員輸送車(БТР)。兵員輸送車ながらBMP-2とほぼ同様の砲塔を搭載し、30mm機関砲や対戦車ミサイルで武装するなど高い戦闘力を誇ることから歩兵戦闘車としても扱われる。
BTR-80等の後継だけでなく、海外輸出を狙った兵器として開発された側面も大きい。これは同時期にBMP-3なども同様の経緯で開発されている側面がある。しかし現在までに輸出はあまり成功していない。
BTR-80と比較すると、前述の重武装に加え、地雷対策として車体下部をV字型にして地雷の爆風を軽減する試みがなされている。