概要
BTR-70が側面ハッチ(ドア)が狭く、兵士の降車に時間がかかった。この問題を解決するために開発が1980年代に始まり、1986年から生産・配備が始まった。
外観や武装は変わらないが、エンジンをガソリンからディーゼルに変更し、安全性・生産性・整備性・燃費が向上した。また主武装であるKPVT 14.5mm重機関銃の斜角が上に80度まで増やされており、山岳地帯が多いアフガニスタンで活躍した。
ソビエト連邦時代に最後に開発されたBTRでBTR-90はロシア連邦になってから開発された。
旧ソ連・共産圏を中心に採用されており、中東やアフリカにも輸出されている。