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「代わりに約束しよう 私が必ず君を 皆を救える最強の戦士に育て上げると!」


CV

花守ゆみり:読切版『鵺ん家』

沼倉愛美:ボイコミ版1話~3話


概要編集

鵺の陰陽師』のヒロインであり、主人公・夜島学郎の相棒。北高に住み憑く幻妖。


長い間(60年以上)北高のある部屋に封印されており、それが弱まった事でたまたま訪れていた学郎と出会った。


人物編集

全体的に愉快なお姉さんといった感じで、到底幻妖とは思えない明るく優しい性格。

人間に対して敵意は無い、どころかむしろ人間の事は好きで、その証拠にゲームやカードゲームなどの娯楽を心から楽しんでいる。


学郎を非常に気に入っており、まるで弟のように可愛がっている。実際クラスメイトなどの周囲の人間には、血の繋がってない姉として周知されている。なんなら既に人間の友達がいる。

ちなみに一応陰陽師サイドとは敵対している身なので、学校では「沙鵺子(さやこ)」と名乗っている(いつの間にか仲良くなっていたギャルからは「ヤコ」という愛称で呼ばれていた)。


普段は屋上近くの部屋から出れないが、学郎の存在により、分体を学校内のみで活動させる事が出来るようになった。

しかし、あまり自分の事は語らないので、まだまだ謎も多い。


なお彼女の影響により、北高の三天女という名称が四天女となった。






















その正体は、幻妖を産み出す幻妖の祖「鏖」の一角

長い間噂でしか語られず、陰陽師の組織も今まで見つけられなかった、6体目の宿敵。

それが幻妖・鵺である。


そんな彼女の目的は、一人の犠牲も出さずに全ての「鏖」を倒すこと


幻妖を倒す役割を担う陰陽師側も、もちろん復活しつつある「鏖」の問題を解決しようと奔走しているが、彼らの方法は学郎達が暮らす町を犠牲にするもの。

しかし人間が好きな鵺は、その妥協を認めない。


誰一人欠ける事なく、全ての「鏖」を倒す。

その目的を果たすため、敵である陰陽師の主力メンバーに自身の命たる「真名」を教え、心優しい夜島学郎に鵺は賭けた。


 


活躍編集


学校に封印されていたが、自身の部屋を発見した主人公・学郎を気に入って室内に招く。

その後、教室で幻妖に襲れて窮地に陥った学郎に契約を持ちかけ、力を与える。

指導者として、時にお節介な姉のように契約の影響で出せている分体を生徒として紛れ込ませながら学郎の戦闘や私生活に干渉。


学郎を成長させる為に学校に転入する形で家の命令に従って契約を結びに来た藤乃代葉と戦わせたり、敗北した事で家から始末されそうになる代葉を庇って陰陽寮屈指の強者である藤乃双斧と激闘の果てに降したりと強敵相手に真っ向から対抗する。

しかし、その時に学郎の依代としての性能を拡張していた補助器が限界を迎えて破損し、以降は学郎の成長以外で盡器復活が見込めない状態に陥る……


けど何もかもが狙い通り、らしい


双斧との派手な立ち回りは、藤乃家の牽制を兼ねて自分の所在を陰陽寮に察知させ、新たな討伐隊支部設置という状況を誘う為の布石だった。


学校で開かれた隊長会議に乱入し、学郎を隊長として推薦。

自分の弱点や目的を明かし、学郎を指名する事の利益を示す。


無事に学郎が第六支部の討伐隊長に任命された後も、業務や手配は他隊長が行いながら実質現場の判断を除いて学郎よりも第六支部の指揮を取っている。

まずは「鏖」討伐の為に大前提として必要な自身の復活に欠かせない道具を求めて鍔女山に派遣したが、現地の異常を察知し、鶤狩兵一と連携し、学郎の成長もあって分体で駆けつける。


山での一件から、第六支部の面々に修行をさせながら陰陽寮と交渉し、「鏖」の封印及び自分の復活の道具である祭祀刀を回収。

それを嗅ぎつけたレベル4の幻妖集団に襲撃を受けながら、隊長が十年かける祭祀刀の調伏を行い、盡器を使えない自身の新たな武装とした。

代葉を下した白沢を祭祀刀を手にした新たな力で圧倒し












ここより先さらなるネタバレ



かつての元契約者であるレベル4の幻妖集団を率いる儡脊と対峙。

彼と剣を交えつつ、会話しながら時間を稼いで現場に駆け付けた隊長と協力して儡脊に立ち向かう。




能力編集

長い年月をかけて封印されるほどの幻妖なだけあって、その力は未だに底が見えない(まだ作中では殆ど戦っていないのもあって)


二大旧家の陰陽師・藤乃代葉の攻撃を軽くいなしたり、同じ幻妖である狂骨の能力を防いだりなど、現在の作中では最強と言っていいほどの実力を見せる。それも力が使えない学郎を背負った情態で。

現在の作中で最強と言っても良い藤乃双斧も下し、もはや無敵の存在と思われた鵺であるが、実はギリギリの綱渡りをしていた事が後に判明された。


今の鵺は、学郎という依代を介して現れた分体で、鵺自身の力はかなり制限された状態にある。これは学郎の性能に依存しているからであり、ようは学郎の実力がそのまま分体の鵺の力に直結しているのである。


故に、まだ半人前以下の力しかない現在の学郎だと、本来は鵺も盡器すら引き出せないのだが、依代の性能を一時的に拡張する補助機を利用する事で、その使用を可能にしていた。

だが双斧との戦闘でその補助機が壊れてしまった事で鵺は、学郎が陰陽師として成長するまで盡器が一切使えなくなる。


盡器No.2 垓反婁宿(スタースレイブ)編集

鵺が見せた数ある盡器の中の一つ。

漆黒の帯のような形で、双斧が召喚した最上級の式神を薙ぎ払い、彼の盡器すら破壊した。

この盡器を振るう際は鵺自身の姿も変わっており、背格好が少し小さくなって和服を纏っている。

また謎の言語を話すようになる(ルビが振られているので読者には何を言っているのかが分かる)


盡器No.3 柱刀骸街(ゼノブレード)編集

鵺が見せた数ある盡器の中の一つ。

巨大な大剣のような形で、代葉が召喚した式神の群れと本来の姿となった狂骨を、一瞬で夥しい斬擊を放って寸断した。

……名称が明らかに某ゲームのタイトルだが、もしかしたらこの時ハマっていたのかもしれない。




第6鏖封儀祭祀刀「祁友の聯刀(ぎゆうのれんとう)」編集

盡器使用不能に代わって、調伏した祭祀刀。

使用者の令力によって変質する特性により、鵺が使用する際は通常の長く黒い刀とは別に鵺に付き従う蛇の頭を模したような大きな二枚の刃を持つ刀に変形する。

使用時には、レベル4幻妖の白沢を圧倒する火力と多彩な能力を見せた。


「納涼(ブラムスガーレ)」

居合のように衝撃波を放つ。


「労役(アフターダーク)」

異空間から斬撃を放つ。


「夜営祭(ブラッドレイ)」

出現させた光輪で薙ぎ払う。





人間関係編集

力を与えた人間であり、相棒のような存在。彼からは深く信頼され、鵺もまた学郎を気に入っている。


在学生としても陰陽師としても学郎の先輩にあたる少女。鵺にとってはオカルト部の部長。学郎が新たな討伐隊の隊長となる際、自身の正体についても打ち明けたのか、現在は鵺が幻妖である事を知っている。


自身を狙う二大旧家の一つ、藤乃家出身の陰陽師の少女。鵺なりに彼女の事は色々と気にかけている。


今は代葉と契約している藤乃家の幻妖。年頃の若者と契約中という共通点があるからか、意外と話が合う様子。


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鵺の陰陽師

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