「代わりに約束しよう 私が必ず君を 皆を救える最強の戦士に育て上げると!」
CV
花守ゆみり:読切版『鵺ん家』
沼倉愛美:ボイコミ版1話~3話
概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
『鵺の陰陽師』のヒロインであり、主人公・夜島学郎の相棒。北高に住み憑く幻妖。
長い間(60年以上)北高のある部屋に封印されており、それが弱まった事でたまたま訪れていた学郎と出会った。
人物![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
全体的に愉快なお姉さんといった感じで、到底幻妖とは思えない明るく優しい性格。
人間に対して敵意は無い、どころかむしろ人間の事は好きで、その証拠にゲームやカードゲームなどの娯楽を心から楽しんでいる。
学郎を非常に気に入っており、まるで弟のように可愛がっている。実際クラスメイトなどの周囲の人間には、血の繋がってない姉として周知されている。なんなら既に人間の友達がいる。
ちなみに一応陰陽師サイドとは敵対している身なので、学校では「沙鵺子(さやこ)」と名乗っている(いつの間にか仲良くなっていたギャルからは「ヤコ」という愛称で呼ばれていた)。
普段は屋上近くの部屋から出れないが、学郎の存在により、分体を学校内のみで活動させる事が出来るようになった。
しかし、あまり自分の事は語らないので、まだまだ謎も多い。
なお彼女の影響により、北高の三天女という名称が四天女となった。
※単行本のみを購読している方は、この先ネタバレ注意!
その正体は、幻妖を産み出す幻妖の祖「鏖」の一角。
長い間噂でしか語られず、陰陽師の組織も今まで見つけられなかった、6体目の宿敵。
それが幻妖・鵺である。
そんな彼女の目的は、一人の犠牲も出さずに全ての「鏖」を倒すこと。
幻妖を倒す役割を担う陰陽師側も、もちろん復活しつつある「鏖」の問題を解決しようと奔走しているが、彼らの方法は学郎達が暮らす町を犠牲にするもの。
しかし人間が好きな鵺は、その妥協を認めない。
誰一人欠ける事なく、全ての「鏖」を倒す。
その目的を果たすため、敵である陰陽師の主力メンバーに自身の命たる「真名」を教え、心優しい夜島学郎に鵺は賭けた。
能力![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
長い年月をかけて封印されるほどの幻妖なだけあって、その力は未だに底が見えない(まだ作中では殆ど戦っていないのもあって)
二大旧家の陰陽師・藤乃代葉の攻撃を軽くいなしたり、同じ幻妖である狂骨の能力を防いだりなど、現在の作中では最強と言っていいほどの実力を見せる。それも力が使えない学郎を背負った情態で。
現在の作中で最強と言っても良い藤乃双斧も下し、もはや無敵の存在と思われた鵺であるが、実はギリギリの綱渡りをしていた事が後に判明された。
今の鵺は、学郎という依代を介して現れた分体で、鵺自身の力はかなり制限された状態にある。これは学郎の性能に依存しているからであり、ようは学郎の実力がそのまま分体の鵺の力に直結しているのである。
故に、まだ半人前以下の力しかない現在の学郎だと、本来は鵺も盡器すら引き出せないのだが、依代の性能を一時的に拡張する補助機を利用する事で、その使用を可能にしていた。
だが双斧との戦闘でその補助機が壊れてしまった事で鵺は、学郎が陰陽師として成長するまで盡器が一切使えなくなる。
盡器No.2 垓反婁宿(スタースレイブ)![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
鵺が見せた数ある盡器の中の一つ。
漆黒の帯のような形で、双斧が召喚した最上級の式神を薙ぎ払い、彼の盡器すら破壊した。
この盡器を振るう際は鵺自身の姿も変わっており、背格好が少し小さくなって和服を纏っている。
また謎の言語を話すようになる(ルビが振られているので読者には何を言っているのかが分かる)
盡器No.3 柱刀骸街(ゼノブレード)![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
鵺が見せた数ある盡器の中の一つ。
巨大な大剣のような形で、代葉が召喚した式神の群れと本来の姿となった狂骨を、一瞬で夥しい斬擊を放って寸断した。
……名称が明らかに某ゲームのタイトルだが、もしかしたらこの時ハマっていたのかもしれない。
人間関係![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
力を与えた人間であり、相棒のような存在。彼からは深く信頼され、鵺もまた学郎を気に入っている。
在学生としても陰陽師としても学郎の先輩にあたる少女。鵺にとってはオカルト部の部長。学郎が新たな討伐隊の隊長となる際、自身の正体についても打ち明けたのか、現在は鵺が幻妖である事を知っている。
自身を狙う二大旧家の一つ、藤乃家出身の陰陽師の少女。鵺なりに彼女の事は色々と気にかけている。
今は代葉と契約している藤乃家の幻妖。年頃の若者と契約中という共通点があるからか、意外と話が合う様子。