概要
Ver1.6「真夏!島?大冒険!」で初登場した同名のイベントの舞台である期間限定マップ。
本来の名は「霧海群島(むかいぐんとう)」という古の地であり、人々からも忘れられていたが、クレーの母アリスにより発見された(「金リンゴ群島」という名も、劇中の様子から彼女が付けた可能性がある)。
マップの大半が海であるため、島から島への移動にはウェーブボートという乗り物を使う。ウェーブボートは移動はもちろん爆弾を発射しての攻撃も可能で、破壊されても各地に存在するボートポイントから再召喚することができる。
イベント以外にも、群島にはテイワットと同様に多数の宝箱が隠されており、入手には専用のギミックを解く必要があったりと、ただ探索するだけでも飽きが来ない非常にボリュームのあるものになっている。
このイベント終了後も金リンゴ群島は一定期間限定ではあるが残り、イベント終了と同時に入場条件である「魔神任務序章とクレーの伝説任務のクリア」が撤廃され、誰でも入れるようになっていた。
また、イベント終了後に期間限定ミニゲーム「ボンボン魔球大合戦」もこのマップで開催された。
Ver2.8「常夏!幻夜?奇想曲!」での大型イベント「サマータイムオデッセイ」で再登場。すっかり夏イベント限定の避暑地扱いとなっている。
今回は、ひょんなことからクレーから群島の権利を譲ってもらったフィッシュルが、モナや旅人、偶然モンドまで旅行に来ていた辛炎と万葉を巻き込んで、彼女の『幽夜浄土』復活のために旅立つというストーリー。
基本的なマップは変わらないが、ワープポイントなどは未開放状態に戻っており、マップの大半も見れなくなっているため、また一から開放していく必要がある。
今回は、前回いなかったファデュイの面々が確認できるが、旅人たちを見ても戦おうとしない等、どうも様子がおかしい。彼らに何かとんでもない事態が起きたようだが…?
同イベントで起きた異変の影響で喋るようになった群島に生息するリス曰く、この群島は風神バルバトスがその昔、モンドの地形を整えた際、切り離した山頂などを廃棄した場所とのことで、事実、逆さまになった山が島に突き刺さったような地形が群島内に点在している。
それ故、位置的にはモンドの沖合にあたると思われる。
余談
- Ver1.6登場時は、ウェーブボートの他にも、後に稲妻で正式実装された素材やフィールドボスが先行登場していた。
ーーまた、金リンゴ群島は期間限定であったが、淵下宮や層岩巨淵の地下鉱区等の常設型の独立マップが後に登場するようになるなど、事実上、これらのテストケース的存在として導入された可能性がある。
- 宝箱が多数配備されているが、金リンゴ群島はこれまで訪れた国のどこにも属していないため、宝箱探しに重宝する「トレジャーコンパス」が使用できず、自らの足でしらみつぶしに探すしかない。
- 2023年のフォンテーヌ実装直前のver3.8での登場も一部の旅人の間で期待されていたが、その役割はスメールの砂漠に潜む魔瓶の秘境「ヴェルーリヤ・ミラージュ」に譲ることとなった。
- 「ヴェルーリヤ・ミラージュ」は金リンゴ群島と比べると遥かに小さいながらもあらゆる場所に高低差が存在する、群島部分だけを圧縮したような作りになっているほか、トレジャーコンパスを遥かに便利にしたような専用の探索補助アイテムのおかげで、群島ではどうしても達成できなかったストレスフリーな攻略が約束されている。
- 探索があまりに快適になりすぎたおかげで、終日張り付く気概があれば1~2日でイベントも探索も片付いてしまうのが欠点といえば欠点。もっとも忙しい人にとっては利点でもあるが。
- 「ヴェルーリヤ・ミラージュ」は金リンゴ群島と比べると遥かに小さいながらもあらゆる場所に高低差が存在する、群島部分だけを圧縮したような作りになっているほか、トレジャーコンパスを遥かに便利にしたような専用の探索補助アイテムのおかげで、群島ではどうしても達成できなかったストレスフリーな攻略が約束されている。