概要
惑星PNF-404に遭難したオリマーがピクミンと共に宇宙船のパーツを回収していた際に出会った、ぶち模様の宇宙犬。海外版だと性別は雌で、同じ宇宙犬のオッチンよりも二回りほど身体が大きく、尻尾の先にピクミンのと同じ葉っぱが生えている。なおよく見るとオッチンに比べて目が妙にリアル。初めて見るとギョッとするかも知れない。
オリマーと出会った際は、何日も食事にありつけていなかったのか弱っており、見かねた彼がエサをあげた事ですっかり懐き、以降のパーツ回収に協力してくれる様になる。
そうして順調にパーツが集まり、オリマーは苦労の末に取り戻した宇宙ムセンで宇宙全域に救難信号を発信。
救助隊も含むこの無線を傍受した者達は、オリマーの救助や研究、興味本位など様々な理由からPNF-404に向かうのだが、結果としては大量の遭難者が発生するという悲劇に繋がってしまう事となる。
更に二重遭難を乗り越えてPNF-404で救助を行うレスキュー隊が出会ったのは、生存者を攫う謎の赤い葉っぱ人の男とそれに従うモスの姿であった。
プレイヤーとオッチンは幾度も彼らとダンドリバトルで争う事になる。
関連タグ
ネタバレ
| 和名 | イチヨウイエイヌ |
|---|---|
| 分類 | ?科 |
オリマーが最後に探索したエリア｢一番星の隠れ家｣にて単独(原生生物枠)で登場し、主を守る番犬としてエリア内をパトロールして回る。
主人公やオッチンが遭遇しても特に攻撃しては来ないが、ピクミンを連れている(発見する)と途端に駆け寄ってきて口笛を吹いてピクミン達を横取りし、そのまま連れ去ろうとする。連れ去られたピクミン達はオリマーがいるであろうシェルター(金庫)前に置いてかれ、日没までに回収すれば問題はない。また、モスを倒しても『2』のクマチャッピーやタマコキンよろしく時間経過で体力が回復して復活するが、回復には軽く半日以上は費やすためその隙に探索をしよう。
その後、赤い葉っぱ人＝オリマーとの4度目のダンドリバトルに勝利すると、敗北して気絶してしまった彼を置いてモスは何処かへと逃げてしまう。
その後、オリマーを探しに惑星を探索していたルーイと出会い、共に行動するようになる。
しかし、2度のダンドリバトルでの敗北を得た後、ルーイはたまらず逃げ出し、そのまま前々から目をつけていた巨大な犬の元に行ってしまった。
その後はルーイに利用されるのを防ぐためレスキュー隊に保護され、以降は再びオリマーに懐く(この際、通信機越しに聴いたオリマーの声だけでベースキャンプへとたどり着くという何気に凄いことをやってのけた)。
正気に戻ったオリマーの話によると、宇宙船の修理は完了し一度はPNF-404を離れたものの、宇宙船にモスが潜り込んでしまっていた事が発覚(恐らくモスは命の恩人であるオリマーの事が大好きで、離れたくなかったのだろう)。
更にモスが苦しみ出してしまった為、オリマーはすぐさまPNF-404に引き返すのだが、焦って着地に失敗し、生命維持装置が切れて死亡してしまう。
そうしてピクミンのオニヨンに運ばれた結果、彼は葉っぱ人になってしまったのだった。
モスの尻尾に葉っぱは生まれつきのものである為、後天的に尻尾に葉っぱが生えたオッチンを治した治療薬を使っても彼女の葉が消えない。
それは即ち「モスはPNF-404からは出られない」事を意味し、モス自身も一度経験した事でそれを理解したのか、真エンディングにおいてはオリマー達と別れを告げ、彼らが去った後の地上でピクミン達のリーダーとして活動する姿がみられる。
その他、オリマーを操作しドルフィン号のパーツを集める「オリマー遭難記」では、
「花ふぶきの楽園」にいるモスに出会う事で、本編におけるオッチン同様に協力・操作できるようになる。
この際、珍しい緑色の毛柄をしていた事からモスと名付けられたことが判明した(モスとは英語で苔の意味)。
性能はオッチンと変わらないがオッチンと違いパーツを運んだ数で強化される。
その性質上オッチンの半分程の日数で最大強化される為、モスは宇宙犬として見た時相当な才能の持ち主なのかも知れない。
