解説
『機動戦士ガンダム水星の魔女』に登場するラウダ・ニールとペトラ・イッタのNLカップリングタグ。
当初は両者ともグエル・ジェタークの取り巻きに過ぎず、個人の絡みは特に無かった。
二人の関係性が注目されはじめたのは、グエルがジェターク寮を退寮→失踪した後のSeason1 第10話から。
珍しくフェルシーはおらずラウダとペトラの二人で行動を共にし、株式会社ガンダム設立に伴い和気藹々と活動するスレッタと地球寮の面々を尻目に、失踪したグエルの行方を案じていた。
その後、Season2放送開始前に公開されたキービジュアルでグエルに手を伸ばすラウダの制服の袖をペトラが引いているように見えることから一部ファンの間で盛り上がりを見せる。
Season2のOPでは険しい顔で前に進むラウダを心配そうに見つめるペトラが描かれている。
Season2 第14話で〈ランブル・リング〉を前にペトラがしおらしい雰囲気で「先輩のディランザ、私が完璧に仕上げてあります」とラウダに声をかけると、ラウダも「ありがとう、ペトラ」と応じた。
その後ラウダが乱入者に撃破された様子を見てペトラが激しく動揺した。
この事から、ペトラはラウダに片思いをしていると思われる(〈ランブル・リング〉出撃前のラウダへのペトラの態度を見たフェルシーが「ん?」と訝っており、フェルシーもペトラの思いに気づいている様子)。
第16話では無事ジェターク社のCEOに就任したラウダをペトラが秘書として勤めており、勤務中に失踪していたグエル・ジェタークが帰宅し、両社揃って驚いたが、兄の帰還を受けてラウダが緊張の糸が切れてペトラにのしかかる様に昏倒した。
第17話では両者ともにグエルの〈決闘〉を見届ける為に一時的に学園に復帰、直接の絡みは無かったがペトラがモブの女子生徒に「それで、どこまで行ったの?」とラウダとの関係をからかわれる描写があった。
第18話ではラウダがグエルに譲る形でCEOから退任、ペトラも秘書の役割を降りて両者ともに正式に復学する。ホルダーを剥奪されても尚、ミオリネ・レンブランの温室でトマトの世話をするスレッタ・マーキュリーに、兄の側近をミオリネに取られたラウダは八つ当たりを兼ねて皮肉吐き捨てる。そんなラウダの姿を見てペトラは追い打ちをかけてスレッタに誹謗……ではなくこれまでの態度から一変して、ラウダの言動に「流石に言い過ぎだ」とばかりに困惑しており、去り際にはスレッタに心配そうな眼差しを向けるという、両者からスレッタへの態度が対照的に描かれた。
第20話ではペトラがスレッタにラウダのことが好きなのかと聞かれ、逆ギレで回答を誤魔化していた。その後襲撃から逃げる最中、ラウダとのデートをすっぽかされていたことをスレッタに愚痴っていたが……
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