驪駒早鬼
くろこまさき
「ふっふっふ、心地良いな 吉弔みたいないけ好かない奴と違って、好戦的で気持ちいいぞ!」
「さあ、邪神を打ち破る人間の力 この漆黒の天馬(ペガサス)に見せよ!」
概要
種族 | 驪駒 |
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二つ名 | 勁牙組組長 |
能力 | 比類無き脚力を持つ程度の能力 |
登場作品 | 東方鬼形獣(EX面ボス)、バレットフィリア達の闇市場(6th Marketボス) |
テーマ曲 | 聖徳太子のペガサス~Dark Pegasus |
驪駒早鬼は東方鬼形獣のキャラクターで、勁牙組の組長である。従ってオオカミ霊にとっては上司、カワウソ霊とオオワシ霊にとっては敵組織の上司ということになる。
思い立ったらすぐ行動する性格で、部下の考え・手柄も尊重するため組織の上司の中では人気がある方。彼女の鉄板のギャグは「組織は超絶ホワイトさ 上司は漆黒の天馬(ブラックホース)だけどな」。
ただし、ZUN氏曰く「仕事はブラック」。元ネタ(詳しくは後述)が黒駒だからだろうか。
袿姫が倒されたと聞き、真っ先に「畜生界を支配してしまおう」と考えるなど、筋肉バカ的な一面もある。
また、敵だろうが味方だろうが実力のある者が好きで、八千慧とも袿姫とも相性は悪いが、強さには敬意を払っているようだ。
基本的に「〜だ」「〜ぞ」という口調だが、時折「夢は広がるわ」「何の為に力を見せつけたのよ」と女性らしい喋り方をすることもある。
ちなみに彼女が率いる勁牙組は力任せの脳筋しかいない集団であり、鬼傑組からの評価では「力しか取り柄のない筋肉馬鹿組織」という言われ様なのだとか……。
→詳しくは勁牙組の記事を参照。
余談だが、一部の自機で挑むと、ボス戦後の会話で勁牙組に入ることを断った際 「え?断るなんて酷い……」 と少々繊細な一面を見せる(直後に「じゃあいいや」と立ち直っていたが)。
これは、元ネタである存在(後述)の「主人を驚かせてしまったことを悔やみすぎて絶食した」という豆腐メンタルな伝承が由来だろうか。
彼女の名前を検索する際、媒体の機種によっては「驪(レイ)」という漢字が変換しても出てこないことがあるので、名前をコピペすることをオススメする。
東方鬼形獣
バレットフィリア達の闇市場
外見
髪は黒なのだが、後ろ姿が不明のため正確な長さは不明。絵師によって解釈は分かれている(詳細は二次創作の項)。
背中には黒い翼が生えている。
この自慢の黒髪と翼はいつも手入れしている。
頭にカウボーイハットを被り、首に白色のスカーフを巻いている。服はパフスリーブの水色+ピンク+茶色チェックの布地を三角の縫い目でつなぎ合わせたワンピース、その下にはカーキ色に近い色のミニスカートを着用。靴はカウガールらしくロングブーツを履いている。
翼が生えていることを除けば典型的なカウガール姿の少女である。
駒(小型の馬)なので見た目の印象よりは背が低いとされている。
(尤も比較対象がいないので個人個人の想像に委ねるしかないが)
隻腕?
何故か立ち絵・ドット絵共に片腕を見せないポーズをとっているので「隻腕なのでは」と言われていたこともあった。
が、『東方Project人妖名鑑 常世編』のキャラクター紹介では両腕が確認できる。
STGの方でも今のところ特に触れられておらず、下記の元ネタを見てもそういった設定に繋がる逸話などは全く無いので、恐らく単にそう見えてしまってるだけである。
…ヤクザだから?そんな小指じゃあるまいし…
元ネタ
苗字であり種族名でもある「驪駒(くろこま)」とは甲斐の黒駒伝承の事を差し、聖徳太子が598年4月に諸国から献上させた良馬数百匹の中から太子によって神馬であると見抜かれた名馬であり、同年9月に太子を乗せると天高く飛び上がり、太子と調使麿を連れて東国へ赴き、富士山を越えて信濃国まで至ると、3日を経て都へ帰還したという伝説が有る。
二次創作
容姿
前述の通り後ろ姿が不明であるため、描き手によって容姿が若干分かれる。
・膝まで届くロングのポニーテール+腰から生えた馬の尻尾
・腰までのロングのポニーテール+腰から生えた馬の尻尾
・ポニーテールあり&尻尾なし
・尻尾あり&ポニーテールなし
などの解釈があるようだ。
舎弟
上下関係に厳しいヤクザゆえに、元ネタが見せる忠誠心も相まって豊聡耳神子の前では一転して舎弟と化す事がかなりの高確率で予想されている。
二次創作によっては神子だけでなく、直属の部下相手でも舎弟化する事も(後者とは一緒に命蓮寺へ殴り込みをかける事もある)。
また、秦こころを「お嬢」等と言って可愛がったり向こうから懐かれたりする事もある。
壁にぶつかる
スペルカード勁疾技「トライアングルチェイス」において早鬼が自機に向かってきたと同時に撃破すると画面外で撃破のアニメーションが出る。そこから、壁にぶつかるという二次創作がある。新たな爆発ネタか?