臥煙伊豆湖
がえんいずこ
臥煙伊豆湖とは、小説『物語シリーズ』の登場人物。
「何でも知ってるお姉さん」
概要
怪異の専門家。
神原駿河の叔母。
オカ研 のメンバーで貝木泥舟、影縫余弦、手折正弦 、忍野メメの大学時代の先輩。
初登場は『猫物語』。
さながら「何でもは知らないわよ。知っていることだけ」という、羽川翼の口癖に対する当てつけのように、「何でも知っている」と公言してはばからない。
事実、もはや常軌を逸したレベルで、ありとあらゆる事象・情報を認知している事情通である。
その上で本人はそのことに対して、別段不自然に思っていないどころか「なんでこんなことも知らないんだ?」と言わんばかりの態度をとっている。
そんな彼女と対峙した人間は、それ故の説明不足に悩まされることになる。
(エピソード曰く「自分の都合でしかしゃべらない」)。
目的を達成するためには手段を選ばない一面もある。
その手段と言われるのも反則級であることが多い。
基本的に自信家だが、実の姉だけには何か恐ろしいものを感じている。
姪っ子の神原駿河に対してだけは、叔母として堂々と接することができずにいる。
そのため 彼女と会えるよう暦に段取りをつけてもらい、会ったときも「忍野伊豆湖」と名を偽り、素性を明かさなかった。
臥煙家の事柄について駿河に関わりを持たせないようにしているのかは謎である。
いずれにせよ姪っ子想いの優しいお姉さんである。