概要
蝶野攻爵改め、人間型ホムンクルスとなった蝶人パピヨンの武装錬金。
LXEのホムンクルス陣内が使用していた核鉄が元になっている。
モデルとなった兵器は黒色火薬(ブラックパウダー)。
外見は只の黒い粉であるが、使用者の意思に呼応して自在に展開することが可能であり、パピヨンは蝶の姿にして大量に飛ばすのを好む。
本人の意思に応じて好きなタイミングで爆破させることが可能な中距離型の武装錬金であり、指向性の爆発を起こすことで、使用者の飛行・浮遊を可能とする。威力も本人の思うがままであり、サンライトハートに傷を入れることすら可能。広範囲に展開すれば文字通りの粉塵爆発を起こすことができ、ドクトルバタフライとの戦いでは爆発により生じる光と爆音でバタフライの「アリスインワンダーランド」による幻影を跳ね除けた。
本人が章印を持たないホムンクルス(不老不死だが肺を病んだままなので死ねずに苦しみ続ける)なのもあり、使用者ごと巻き込んだ攻撃なども可能という、危険極まりない武装錬金である。
しかし、火薬という消耗品を基とした武装錬金の為、当然爆発できる回数は有限。完全に使い果たした場合は、充填まで3日かかる。
余談
黒色火薬は世界三大発明の一つであるが、もともとは中国にて不老不死の秘薬の探求の際に、偶然発明されたという伝説がある。不死身になることを求めて禁忌に手を染めた蝶野らしいチョイスの武装錬金と言える。