……オレには……何もない……。
……他に……できることが……。
……だったら……なるしかない。
オレが追い求めた……ライダーに。
……変身。
CV:安田陸矢
変身者
・魅上才悟
概要
魅上才悟が変身する、メカニカルな青緑色のアーマーに身を包んだ仮面ライダー。メインストーリーにおいては最初に姿を見せた仮面ライダーでもある(※)。
所属クラスはジャスティスライド。
マスクの形状は口元が顕になったライダーマン方式ではあるものの、首元のパーツから伸びた赤いマフラーや触角を伸ばし、赤く丸みを帯びたバイザーなどの要素から、他の本作出典ライダーと比べると『仮面ライダー』のパブリックイメージに適った外観をしている。
初変身時はプロローグにおける雨竜のように苦しんでカオスライダーになりかけていたが、レオンから激励の言葉を受けた事とカオスドライバーに主人公の亡き父が施したと思われる加護によって自我を保つ事に成功し、平和を守る仮面ライダーへの変身を遂げる。
※プロローグにおいて雨竜が才悟よりも先に変身を披露しているが、こちらはカオスライダーに変身しようとしていた上、完全に変身し終える前に解除されている。
必殺技
- ファイナルライディングシュート
錐揉み回転して飛び上がってから放つライダーキック。
余談
登場ライダーの中で一番初めに姿が公開された。また、公式サイトにて中央(しかも唯一変身後の姿)にいたり後述するモチーフ(あくまでも『おそらく』)もあってか、ライドカメンズの「顔」と言える存在に位置する。
元ネタ
元ネタはおそらく仮面ライダーシリーズ最初のライダー仮面ライダー旧1号と思われるが、彼のライダー名のルビはラストナンバーを示す「さいご(最後)」となっている。
また、公式イラストのポーズは『仮面ライダー図鑑』における「仮面ライダー1号」のページなどでも採用されているこのポーズが元ネタか。
なお、変身者の性格はコミュ障とされているが、それはどちらかというと『仮面ライダー』の本郷猛ではなく、『シン・仮面ライダー』に登場する本郷猛に近しい。
とはいえ、昆虫や植物が好きという要素から原作の本郷猛が生化学者であるという設定も拾われているのかもしれない。