「君は私になーぁにを望むのかな?」
プロフィール
人物
ピエロのようなメイクを施した貴族。
宮廷筆頭魔術師の称号を得ており、彼一人で軍隊に匹敵するほどの戦闘能力を持つ。
格闘術の腕前もかなり高い。
所々を伸ばした間の抜けた喋り方をし、腹の内を読めない捉えどころのない性格。
髪は長めで藍色。左目が黄色、右目が青のオッドアイ、高い地位を持つが、亜人趣味とも呼ばれ、変わり者として知られている。ハーフエルフであるエミリアを擁立していることもその一つである。
全系統のマナすべてに適性がある。
外伝の過去の時間軸において、同名の女性が登場するが……
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ニコライ・ゴーゴリ:漫画『文豪ストレイドッグス』に登場するキャラクター。中の人繋がりの道化師(ピエロ)キャラでオッドアイの持ち主。彼は異能力「外套」を持ち、自身のマントを起点に空間接続させる能力を持ち、能力の使い勝手の良さも相まって非常に高い戦闘能力を持つ。国家転覆を目論むテロリスト『天人五衰』の構成員。
以下ネタバレ
実は400年間もの間、自分の子孫に魂や記憶を転写し続けており、精神的には初代ロズワールと同一人物。
その目的は敬愛する師・エキドナと再会を果たすため、彼女の作り出した福音書の予言通りに事態を進めること。
王都での徽章盗難を巡る一連の事件、四章での屋敷の襲撃も福音書の記述に沿ったロズワール自身の指示であり、
第一部の最大の黒幕と言える。
「想いというものは、長い時間を経ても変わることがなく、他の全てを犠牲にしてでも貫くべきものだ」という信念の持ち主。スバルがやり直しの力をもつことを知っており、それを利用すべく彼を「エミリアだけに尽くす傷だらけの騎士」にしようと目論んでいた。(ただし、それが「死に戻り」であるとは知らない)、
四章の終盤でスバルに「聖域の解放の成否」を条件に互いに従う契約を結ぶが、予想に反して解放反対派であったガーフィールがスバルに降り、エミリアも聖域の試練を突破してしまい賭けに敗北。
さらには信頼していたラムの手で福音書を燃やされて自暴自棄になり、聖域に魔獣・大兎を呼び寄せてしまうが、
それもスバルの連れ帰ったベアトリスによって討伐され、ついに福音書を破棄することに同意した。
スバルとの賭けに敗北したのちも、王選に勝利する上で必要不可欠な後ろ盾としてエミリア陣営に残されたが、今までの悪事が露見したためラムを除く陣営の面々からの信頼は薄い。またスバルに周囲の人々を守りきるよう要求し、何かを切り捨てて前に進むことを許さず、もしそうした場合、スバル以外の全員を自らの魔法で殺し「やり直させる」と宣言している。
余談だが、アニメ版のベアトリスの回想で登場した2代目、ロズワール・B・メイザース役を演じたのは子安光樹さん。なんと初代及び現代ロズワール役の子安武人さんの息子であり、正しく親子共演である。