ガウル(動物)
どうぶつのがうる
哺乳綱鯨偶蹄目ウシ科ウシ属の草食動物の一種を指す。
概要
別名:インドヤギュウ、インドバイソン、セラダン。
体長2.5~3.3m。肩高1.7~2.2m。体重650~1300kg。
中国、インド、東南アジアなどの草地のある森林に生息する。スリランカでは絶滅。
アジアスイギュウより大型の野牛の仲間。背中が盛り上がり、喉には肉垂れがあり、足の下が白いのが特徴。角は現生のバイソン属よりも長く大きいが、ガウルの決闘は角同士を組み合わせて力比べを行う角力の様な形態であるため、短い角だが激しく角で突くアメリカバイソンの決闘よりも死亡事故が少ないと思われている。
現存する野牛では世界最大(といっても、バイソンやヤク等と大差は無い)。絶滅した種類も含めれば、ジャイアントバイソンやステップバイソンのギガス種が最大の野生牛だった。ペロロヴィスも、角の大きさや体重では最大級の野生牛だったとされる。