概要
更新世前期~完新世初頭(250万年くらい前~8000年くらい前)の東アフリカ・タンザニア辺りに分布していたウシの仲間で、アフリカスイギュウの近縁種。
どことなくかわいらしい響きだが、このネーミングは「怪物」という意味。ギリシャ語の「ペロル(モンスター)」が由来。
その名に恥じず、ウシとしては破格のビッグな角を持ち、左右でなんと3mにも達する(アフリカスイギュウは2m弱)。重たいツノと巨体を支えるために屈強な体躯だったとされ、体長3.4m、推定体重は1.5~2トン弱とジャイアントバイソンにも匹敵する。
現代のバイソンやアフリカスイギュウは3m・900㎞程と半分近いウェイトであり、ペロロヴィスの恵体ぶりがうかがえる。あとアフリカスイギュウは気性の荒い動物なので、近縁のこいつもやはり相当な暴れウシだった可能性は高い。
ちなみにペロロヴィスの絶滅した8000~6000年くらい前の時期にはアメリカマストドンや最後のマンモス、スミロドンといった大型動物が絶滅している(マンモスについては4000年くらい前とする説もある。ロシアの離島で細々と生き延びていたらしい)。
カセキホリダー
「スーパー」に「ペロロン」という名前で参戦。
スイギュウ(水牛)だが炎属性。あと小型リバイバー扱い。
哺乳類としてはかなり大柄なのだが、ティラノだのスーパースだのとケタ違いにビッグな連中がいるせいだろう。
ちなみに化石は全身まるごと見つかるため一気に揃うが、その分クリーニングは難しくタイムプラス必須。
小柄だからかステータスはやや低いものの、自慢の角は伊達じゃないぜと言わんばかりに、サポートエリアに置くと味方の攻撃力が50も上がり、「スーパーハッスル」でも40上がる。あと中距離型なのでサポートエリアでバフをかけつつ殴れる。
ただしサポート効果は命中20ダウン、スーパーハッスルは防御力10ダウンがつくので注意。
また「レッドスパーク」は高威力かつ怒り状態で相手の命中率ダウンを誘えるものの、攻撃力20アップというリスクもつくため使いどころを選ぶ。
関連タグ
ハナイズミモリウシ・ジャイアントバイソン:同じく更新世に暮らしていたウシ科の絶滅種たち
メトリディオコエルス:同時期のサバンナに生息していたイボイノシシの仲間。ペロロヴィス同様現代の近縁種より大柄だった。