概要
啓結花とは、菊池啓太郎と長田結花のノーマルカップリングである。
TV版
啓太郎と結花は物語開始前からのメル友であり、オルフェノクになる以前の結花にとって啓太郎は唯一の相談相手だった。
劇中で何度も本人同士で会っていたのだが、終盤までお互いの事には全く気付かなかった。
終盤で、啓太郎は結花がメル友の「結花さん」と同一人物と気づき、結花もオルフェノクであるという事を啓太郎に知られてしまうが、巧の事もあって「オルフェノクが必ずしも人間の敵とは限らない」と理解していた啓太郎は恐れる事無く結花の事を受け入れた。
そして、2人は初めてのデートの約束をするが……それを果たす前に結花は影山冴子/ロブスターオルフェノクに殺害されてしまい、人間とオルフェノクの架け橋になるかもしれなかった啓太郎と結花の恋は悲恋に終わってしまった…。
啓太郎は結花が死んだ事実を知る事は無く、「結局自分は振られてしまった」と解釈していた。但し、結花から遺書とも取れる様なメールを受け取っており、それを読んで号泣していた……。
啓太郎は結花に対して初期から好意を抱いていたが、結花はそれに向き合わず、交際するという名目で冷たい仕打ちをして遊んでいた。しかし終盤、彼の愛情が本物である事と、メル友として自分を支えてくれていた事を知り、本格的な恋愛関係になった。
やがて結花は啓太郎の子を妊娠したが、デートの直前に草加雅人/仮面ライダーカイザ率いる量産型カイザ部隊の襲撃を受け、翼や腕を斬り落とされる等嬲り殺し同然の戦法で惨殺されてしまう。
しかし、灰化した結花の死体からは、僅かな期間で赤子にまで成長した胎児が発見された。駆け付けた海堂によって赤子は勇介と名付けられ、彼の息子として育てられる事になる。
海堂は啓太郎に配慮して結花の死を伏せた為、啓太郎が結花の消息を知る事は無かった(但し、勇介が自分の子である事には気付いており、別れのメールも受け取っていたため事情は概ね察しているようだ)。