先生(ゲマトリア)

きょうきのせんせい

ゲーム「ブルーアーカイブ」の二次創作において、(主にネタ的な意味で)圧倒的な狂気を見せることにより、「敵対勢力であるはずのゲマトリアよりもゲマトリアしている」などと評された「先生」の分類。

様々なベクトルでぶっとんだ行為を見せた先生に付けられることのあるタグ。異形化していることも少なくない。ゲマトリアと仲良くしている様子の先生を表すことも。
強烈すぎるキャラクター性により圧倒的な印象を残し、毎度のように本タグを付けられるようになっていた、pixivユーザーの絵師・比宮じょーず氏の描く「先生」を指す言葉。

本稿では2.を中心として解説する。

概要(ゲマトリア)

初期は紳士然としたよくいるオリジナルの先生と思われていたはずだった。

しかし早々にセクハラを中心とした奇行と異様に伸びがちな顎が目立つようになり、比宮じょーず氏の描く先生といえば顎長というイメージがじわじわ定着することになる。

しかしそれはほんの序章に過ぎず、描かれる回数が増えるにつれて欲望のままにハイテンションに暴走することがさらに目立つようになる。同時に漫画的表現の一言で納めるには些か無理がありそうなレベルの「変形」を度々披露するように。

一部を挙げただけでも、

と、何かと人外めいたムーブメントをかましては強烈なインパクトでこちらの腹筋を破壊しにかかることが増えだした。

それに引きずられるように奇行とセクハラのレベルもエスカレートしていき、いつしか「ゲマトリアなのでは」「ゲマトリアよりゲマトリアしてる」といった声がちらほら上がりだすように。

結果、誰が言うまでもなく「顎長ゲマトリア先生」だの「先生(ゲマトリア)」だのといった呼ばれ方が定着していくこととなったのであった。

上記の作品に至っては「どちらがゲマトリアかわからない」といった声が散見する始末である。

とにかくツッコミ所に事欠かない比宮じょーず氏の先生であるが、これに加えて作中で様々なパロネタ等々が仕込まれることが少なくないので漫画内はとにかく情報量が多い。仮面ライダーネタは特に多く登場する傾向があるが、これはじょーず氏が仮面ライダー好きなのに起因するものだろう。

また前述の通りそこそこの高頻度で様々なコスプレも披露しているのだが、この先生のことなので体ごと変質している可能性はそれなりに高そうである。

ゲマトリアでないにせよ化け物であるとは言ってもいいのかもしれない。

…やっぱりゲマトリアなのでは？

そんな色々とぶっとんだ先生ではあるものの、要所要所で大人としての先生ムーブを見せる場面はちらほら見られ、ブルーアーカイブの先生の例に漏れず生徒達からはしっかり慕われている様子。さすがはゲマトリア先生である。

ちなみに、本当の初期はSヘッドの女先生（フェイスオン・オフの切り替え可能）だったが、その後全く登場しなくなった。ゲマトリア先生と交代したのか、いなかったことにされたのかは不明。

Twitter上にて、数人のブルアカ先生がまとめて描かれたらくがきの中に紛れて顎長ゲマトリア先生も描かれたことがあったのだが、それを見た比宮じょーず氏の反応は「こんな化け物だったっけうちの先生」だったという。当然のようにフォロワーから総ツッコミを受けていた。

作中の「ゲマトリア」は特定の利害の一致に基づき協力関係を結んだキヴォトス外由来の存在たちによるグループあるいはサークル名であり、身体的な異形要素はゲマトリアの必要条件でも十分条件でもない。