高杉星史
たかすぎせいじ
隊長は、オレだいっ!
CV:松本梨香
概要
本編の主人公。緑ヶ浜小学校に通う5年生(途中で6年生になる)にして、地球警護隊の隊長。
6月4日流星雨の夜の日生まれ。双子座のO型。家族構成は父・高杉光一郎、母・高杉美鈴との3人家族。特技は剣道、料理、バク転。趣味は模型やTVゲーム。
父は地球防衛機構の軍人でオーストラリア本部に長期滞在しており、母もニュースキャスターで多忙さから一人暮らしが多い為、お隣さんで幼なじみの香坂ひかるとその両親が保護者代わりを務める。
隊長として活動する際は正体隠しにダイレクターで赤い防護スーツと白いヘルメットを着用(モデルはウルトラマン+キャシャーン)。
容姿
少しクセッ毛の茶髪と青い眼が特長。服装は赤い紐の黒シューズに水色のGパン、黄色のシャツに袖が黒の赤い『SUTA』ロゴ付きジャンパーが冬服の基本スタイル。夏着は椰子の木をワンポイントにした半袖シャツ。キャラデザが描く短編マンガ17と2/1話では、その経緯をギャグ要素を含む番外編として掲載。
ド派手な服装が好みでフォーマルなものはあるものの洗濯機でそのまま放り込めるものを由とする。但し、外見は格好良いものを選ぶが下着類は無頓着でランニングシャツとブリーフ一週間分ぐらいである。
これらの詳細な設定は月刊アニメディア92年8月号付録 ダ・ガーン研究序説にて判明。
お調子者でスケベ(ひかるからはウルトラスケベと評される)で口が軽い問題児だが明るさと正義感の強さもあって、どこか憎めない人物でこの手の主人公にしては珍しく料理が上手いものの、腹に貯まり詰め込めるものならそれで良し風なものに過ぎない。弁当の詰め合わせも得意。
どんな主人公であれ平凡な…と紹介されるのは通例だったが星史にそれは相応しくない。その根拠が高杉家でまず全高が高めだし窓を大きく使った大胆な外観。
カーテンがリモコン開閉。電話がこの時代オシャレな壁掛け式。
食パンはトースターから出てきて、ラジオをひねって優雅な朝食。
言及するのもなんだがガールフレンドが3人いて(幼馴染、不思議系、転校生と属性も充実)、親は地球軍大佐と朝の顔。
なにより料理が得意でまるでやもめ暮らし。
現代と比べて、ハンサムかどうかは微妙だが舞人が富豪ならおまえ貴族なんじゃないか。
オーボス軍の地球侵攻が始まった日、地球の分身であるオーリンに選ばれたことから、ダ・ガーンを初めとした勇者たちの隊長となり、世界各地に眠る勇者たちを復活させていく。
前2作の主人公たちと違って、隊長という役職から、苦労は絶えず、まだ小学生ゆえに任務にかこつけて、遊ぶこともあったが何だかんだで正義感の強さから隊長を続けていき、使命感に目覚めていく。
光一郎を敵の本拠地に置き去りにしてし戦意を喪失するも美鈴の母の愛に触れ戦意を取り戻し、救出に成功。
伝説の力を纏ったダ・ガーンGXと共にオーボスを倒し、地球を守り、ダ・ガーンの最後の力で保護されながら、ひかるたちの許に帰還。
初期設定
第一案の名前は高井星史。容姿はごく平凡で両親は離婚寸前の冷えきった家庭であったという。しかし、性格は現在の星史と同じく軽かったりする。深く考えない、悩まないのは既に出来上がっていた様だ。
ちなみに離婚寸前の冷えきった家庭で育った主人公は同制作会社のある人物を思わせるが元ネタかは不明。
役者について
上で述べたように松本梨香女史が演じているが、女史は何かと勇者シリーズと比べられる事の多いエルドランシリーズ第一作、絶対無敵ライジンオーの主人公日向仁役で初主演を飾っており、当時からシリーズの垣根を超えた活躍をしている。
というかライジンオーが1992年の3月末まで、ダ・ガーンが同年2月初頭からの放送なので、二ヶ月近く両シリーズの主役が同じ声であった。
某ゲームにエルドランシリーズを始めとして版権などの理由で参戦が難しいと言われていた作品が続々と参戦している今、いつかこの二作の、そしてこの二人の声付きの共演が実現することを祈るばかりである。
せっかくライジンオーが出たのにダ・ガーン等を省いたアレの事は知らない。