概要
ツノや翼を持ち、髭も生やした人型の上半身に、牛の下半身を持つ悪魔系モンスターである。
強力な呪文や炎を次々と繰り出し攻撃してくる。同種のモンスターに「アンクルホーン」「ブルデビル」等が存在する。
作品別の解説
初登場の『ドラゴンクエストⅣ』ではボスモンスターとして登場。敵サイドの四天王の一角。
「イオナズン」「はげしいほのお」「こごえるふぶき」など、強力な全体攻撃を使いこなす上に1～2回行動という苛烈な攻撃で攻め立てる強豪ボス。
『ドラゴンクエストⅤ』では終盤にイベント戦闘で戦うことになるが、以降は通常モンスターとして登場する。
なお、隠しダンジョン限定かつ確率1/256という超低確率だがスカウトする事もでき、作中における仲間モンスターの中では破格のステータスを誇る。
魔界で仲間にできるモンスターで唯一レベルが99まで上がるのに加えてプチターク、プオーンと並んで成長限界までの必要経験値の量がトップクラスに莫大だが、ステータスの伸び方は超早熟型。レベル15までは異常な勢いで強くなり、それ以降の成長スピードは極端なまでに緩やかになる。
小説版ではマーサによって改心したモンスターとして登場しリュカ達を案内した。
『ドラゴンクエストⅦ』ではモンスター職でヘルバトラーへ転職可能になっている。
『星のドラゴンクエスト』ではなんと擬人化(?)まで披露。ゼイレンと言う本来の姿とは似ても似つかない美女の姿でツンデラ大陸に邪悪をもたらし、かつて冒険王ガイアスも騙そうとしたらしく、更にガイアス自身も苦戦したと言われている。
更に同アプリ内の『ドラゴンクエストⅤ』イベントではミルドラースの左腕として登場…したのだが、何故か二体出てくる。まぁミルドラース自体確かに右腕と左腕が2本づつ(第二形態)あるが……
そういう意味じゃないだろ。
小説版『ドラゴンクエストⅤ』に登場する「ヘルバトラー」のバトラーは、マーサを慕って改心したモンスターで、彼女の元へリュカ達を導くために合流する。
関連イラスト
