概要
『プリキュア5』シリーズは、これといった特技もなく、夢も見つからない主人公・夢原のぞみがなりたいものを見つけるまでのストーリーがテーマの一つである。
2年間に及ぶ苦闘の末、彼女が見つけ出した夢。それは苦楽を共にしたパートナー・ココ(小々田コージ)と同じ「学校の先生」だった。
現在、彼女はプリキュアとして闘いながらその夢を目指しているが、学力が低いのは相変わらずで悪戦苦闘しているようである。
しかし、プリキュアとしての戦いで培われたリーダーシップと、誰もが惹かれるカリスマ性から人格面での適性は高いようで、ココが担当している国語のみではあるが学力面でも徐々に改善の兆しが見られている。
そのため、将来のぞみが教師になった姿を描いたイラストが若干数存在する。
プリキュアオールスターズNewStage3にて
本作では、妖精マアムが各プリキュアたちを眠らせ、自分に都合のいい将来の夢を見せることで目覚められなくしてしまう。
その夢の中で、先生になったのぞみの姿が初めて映像化された。
母校サンクルミエール学園にて小々田と同じく国語の教師をしているが、知能は中学2年生のままであるため、授業中百人一首の一節が思い出せずチョークが止まってしまう。
その時、マアムの介入によって手が勝手に動き、すらすらと最後まで書けてしまった。一瞬ホッとするが、あまりにも都合が良すぎるためにこれは夢だと看破し、生徒たちにそのことを告げる。
夢は自分の手で掴んでこそ意味があると宣言し、後輩たちに加勢するために夢の牢獄を破壊し、脱出した。
キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜にて
こちらはのぞみが大人になった姿を描いており、ANS3とは違って本当に先生。努力の結果、小学校の先生となり、夢を叶えることが出来た。
真面目ながらも、時折ジョークを言って笑いをとる授業で生徒達からものぞみ先生と慕われている。
一方で学生時代の経験から、生徒達に夢を諦めないで欲しいと言う想いが強く、片桐るみが転校を機に夢を諦める事を知り、彼女の夢をなんとか叶えてあげようと奮闘するも上手くいかず……
Pixivでの扱い
ASNS3及びオトナプリキュアで映像化される前から、いくつかイラストが描かれている。
この様に大人っぽく描かれる創作も見られるが、NS3では夢の中だったため14歳時の姿でスーツを着ている。
のちに後輩の白雪ひめがプリカードで先生姿になった時、日頃染み付いたアホの子のイメージがのぞみを連想させたようだ。→のぞひめ
ただし、学力がどん底ののぞみに対してひめは学力自体は高い。逆に、のぞみと違ってひめはリーダーシップやカリスマ性、コミュニケーション能力面で発展途上である。