理論占星学を専攻するルタワヒスト学院の学生。時々夢遊状態になる。寝不足が長期にわたって続いており、睡眠障害に悩まされている。
「この子ってば、論文を書くのはプレッシャーが大きすぎるとか、星図を描くことに押しつぶされそうっていつも言ってるけど、本当は誰よりも心がたくましくて、人に負けたくないの…どうしてあたしがこの子のことにそんなに詳しいかって?ふふっ…」
──「星空の祝福」を自称する謎の少女
プロフィール
名前 | レイラ(英:Layla/中:莱依拉) |
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レアリティ | ☆4 |
国/所属 | スメール/ルタワヒスト学院 |
種族 | エルフ? |
使用武器 | 片手剣 |
神の目(元素属性) | 氷 |
誕生日 | 12月19日 |
命ノ星座 | 夜鶯座 |
オリジナル料理 | 安眠へのデザイア(ローズシュリカンド) |
CV | 富田美憂 |
「夢遊状態のような奇妙な少女」…?確かに防砂壁の近くでそのような子を見かけましたが、彼女の言葉や紙に書かれた算式はまったく理解できませんでした…でも、話し終えると気分が良くなったみたいでしたよ。彼女なりのストレス発散法なのかもしれませんね。
~レイラについて…キャンディス
人物
スメール教令院に属する学派の一つ「明論派(ルタワヒスト学院)」で理論占星学を専攻する女子学生。教諭陣からも多大な期待を寄せられる才を持つ彼女の机から課題が消えることはなく、深刻な睡眠不足に悩まされ目の下に隈を作りながらも、昼夜問わず星図を描き論文の執筆に励んでいる。
弱気な性格でいつも自信を持てず、論文や星図をまとめるプレッシャーに常々弱音を吐いているが、本人以外の周囲全ては、彼女が紛うことなき天才であるということを知っている。
その臆病さから、度々あと一歩のところで成果を完成に持っていくことが出来なくなるのだが、そんな時に限って彼女は「夢遊」を起こす。真っ白な原稿を前にして星が舞う幻覚を見、これは埒があかないと仮眠を取った後、目覚めたときには真っ白だったはずの論文はしっかりと仕上げられているのだ。
しかし「夢遊」をする自覚こそあれ最中の記憶は本人には残らず、しかも自分でも予想できないほどとんでもない行動を起こしている事がしばしばで、周囲はその際の話を伝説レベルにまで盛っていくため、「夢遊」によって事態が解決するたびに彼女は頭を抱える事になる。
ゲーム内において
Ver3.2の期間限定イベント「ワンダフルキノコンピック」でゲーム内初登場。
プカプカ風キノコンの"テンテンヨーヨー獣"とキノコンの仲間を連れ「サウマラタ蓮杯テイマー大会」に参加した。
準々決勝まで残って大会後もキノコンを家に連れ帰りたいと願っている。当初は睡眠障害のせいで虚弱体質な自分の代わりに力仕事を分担させようと考えていたが、自分に本当に懐いたテンテンヨーヨー獣を彼女も信頼するようになる。
稲妻からはるばる来た八重神子と意気投合し、「八重お姉さん」「レイラちゃん」とお互いを呼びあっている。
Ver3.6からデートイベント対象キャラになり、彼女について深掘りすることが出来るようになった。
Ver3.8のイベント「涼夏!楽園?大秘境!」では専用マップ「ヴェルーリヤ・ミラージュ」内のアトラクションを攻略することで入手が可能。この秘境をめぐるクレー達の冒険に彼女が関わることはないが、その冒険が終わった後、正しき姿に戻った「ヴェルーリヤ・ミラージュ」で、彼女のささやかな足跡を見つける事が出来る。
能力と戦術
Ver3.2後半(2022/11/18~12/6)の期間限定祈願で追加。
シールド付与と自動攻撃による氷元素付着能力に優れるサポーター。元素スキル、元素爆発ともに主となる部分は最大HPに依存する。自身の火力はさほど高くないが、仲間の安全を確保しつつ元素反応で火力を引き出すことに長けている。
氷元素でシールド付与ができるキャラクターといえば他にはディオナもいるが、ディオナが回復から補助まで出来るマルチロールサポーターであるのに対し、レイラは「(出が)速い・硬い・隙がない」という★4キャラ「最硬」のシールド性能と氷元素による自動攻撃の二点のみに特化している。
鍾離なしの編成でより硬いシールドが必要な際や、凍結パーティのシールダー&元素散布役として活躍してくれるだろう。
天賦
- 通常攻撃「煌めく軌跡の剣」
最大3段。3段目は結晶を砕く独特なモーションで前隙が比較的大きい。
軽快ながらも戦い慣れしていない様子がうかがえるモーションで剣を振るう。ダメージ倍率だけで見れば決して弱くはないが、これを主軸に据えて戦える能力は持っていない。
- 元素スキル「垂裳凛然の夜」
「星のご加護を」
周囲に氷元素範囲ダメージを与えると同時に、自身に「安眠天幕」シールドを展開する(強度は自身の最大HPを元に計算)。
シールド展開時は1.5秒ごとに「夜星」がスタックされる。また、シールド効果を受けているキャラの元素スキルの発動でも夜星が2層スタックされ、4層スタックされると自動索敵する追尾弾「飛星」に変化し敵へと放たれる。飛星が全て放たれるまでは再び夜星はスタックされない。
キャラ突破段階1(Lv20~40)で天賦「降って湧いた光のように」が開封されると、夜星と同時に「深眠」効果がスタックされ、1層につきシールド強度が+6%される(最大4層・安眠天幕シールドが切れるまで有効)。
さらにキャラ突破段階4(Lv60~70)で天賦「熟睡妨害禁止!」が開封されると、飛星のダメージ量に最大HPの1.5%のボーナスが乗る。
自動攻撃性能もそうだが、特筆すべきはシールド持続時間とクールタイムが同じ(12秒)こと。鍾離以外はどうしても隙ができてしまうシールドサポーターにおいて、彼にほど近い運用が可能になるのは大きな利点といえよう。
- 元素爆発「星流揺籠の夢」
「極寒……私の意のままに」
「夢の天球」を設置し、範囲内の敵に自動照準で星光弾を放ち氷元素ダメージを与える(威力は最大HPから計算)。また、命中時に近くの安眠天幕シールド展開中のキャラに夜星をスタックする(0.5秒に1層)。
必要元素エネルギーが「40」と低いので、元素チャージ効率を意識しなくていいのはありがたい。また、こちらも持続時間とクールタイムが一緒かつ元素スキルと同じ12秒なので、装備の構成次第では常時展開も難しくない。
- 天賦「重なる影の夢兆」
天賦育成素材を合成する際、一定確率で完成品を2倍(1個多く)獲得出来る非戦闘系天賦。
かれこれエウルア以来となる天賦素材の合成増加系天賦。
命ノ星座
第一重「果てなき夢の領士」 | 安眠天幕シールドのダメージ吸収量+20%。また、元素スキル発動時に周囲の仲間全員に安眠天幕シールドの35%分の強度のシールドを付与する |
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第二重「便りと共に還る星影」 | 飛星の命中時に自身の元素エネルギーを1回復する。 |
第三重「秘密を見せる長夜」 | 元素スキルの天賦Lv.+3 |
第四重「啓示を照らす星芒」 | 最初の飛星が発射されると同時に周囲の味方全員に「啓明」効果を付与し、通常攻撃と重撃に自身の最大HPの5%のボーナスを乗せる(3秒持続、命中から0.05秒後に解除) |
第五重「浮流の時に夢みるように」 | 元素爆発の天賦Lv.+3 |
第六重「夜彩は輝く灯火のように」 | 飛星と星光弾のダメージ+40%。夜星のチャージ時間-20%(1.5秒→1.2秒) |
装備について
シールド耐久力や元素爆発ダメージが本人の最大HPに依存するのでHPを中心に上げたい。
- 武器
おすすめ武器はHP上限アップとそれに合わせて元素熟知の上がる★5「聖顕の鍵」が最適解。次点で武器効果はほぼ腐るものの希少な高いHPアップ効果を持つ限定★4「船渠剣」。★5「磐岩結緑」もHPアップ効果を持ち会心率も盛れるが、アタッカーとの取り合いになる可能性が高い事は留意しておきたい。
★4「祭礼の剣」は一定確率で元素スキルのクールタイムをリセット出来るが、シールドを張る時間とクールタイムが同じ12秒なので推奨は出来ない。ただ、クールタイムが同じということは再度シールドを張るまでに1~2秒掛かるため、絶え間なくシールドを張りたいのならアリと言える。
鍛造武器で彼女に噛み合う武器はないが、敢えてどうしても装備させたいなら高い武器攻撃力とチャージ効率が確保できる「原木刀」か。
★3から選ぶなら会心ダメージとHP90%以上で会心率が上がる「黎明の神剣」、水または氷元素の影響を受けた敵に与えるダメージが上がる「冷刃」が良い。
- 聖遺物
おすすめ聖遺物は氷元素ダメージと相手の状態に応じて会心率が上がる「氷風をまとう勇士」、HP上限アップとシールドが強化される「千岩牢固」、本人のみだがシールド強化とシールド時に通常攻撃と重撃ダメージが上がる「逆飛びの流星」が良い。
オプションはシールド特化ならすべてHP、ある程度は戦えるようにしたいなら砂(時計)のみHP、杯は氷元素ダメージ、冠は会心率か会心ダメージを。
余談
- 「夢遊」のさなかにある彼女の行動力は凄まじく、アアル村のキャンディスの所まで話を聞きに行った事もあるらしい。その際の事を周囲は「防砂壁を体一つで乗り越えていった」と誇張し、ここにまた超人伝説が作られていってしまうのである。
- そうやって作られていったあだ名は「夢遊の怪人」「人型自動計算機」「天から降ってきた論文」などなど。
- 好きなものはホットミルク。もちろん安眠のためである。
- 嫌いなものは以前不思議な商人から買ったという安眠用の薬。効果そのものは覿面だったが、1箱買うのにその時持っていた奨学金とポケットマネーが全部吹き飛んだというコスパの悪さに辟易したからだという。だが同じ値段で3箱買えるならまた考えてしまうかもしれないとか何とか。
- レザーもそうなのだが、彼女の目の隈は2Dイラストだとほとんど目立たないが、3Dモデルをアップで見ると自然かつ割とエグい付き方をしているのが分かる。
- 髪に隠れて見えにくいが、耳が尖っている。人間ではないようだが、具体的な種族は現時点では不明。
関連イラスト
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他作品関連
我妻善逸 ……平時の意識を手放して初めて本気を出せる、弱気な天才つながり。
キャラクター実戦紹介PVの後半、夢遊状態になって以降は普段の彼女より自信に溢れており、自分のことは序盤では「わたし」と言っているが終盤で「あたし」と言っている。
デートイベントや盛典と慧業にこの人格が登場することから無自覚な多重人格者である。
先頭の文で発言している『星空の祝福』とは主人格の方のレイラが名付けたもう一つの人格の名前。
ちなみにレイラが極度の緊張状態を維持したまま睡眠をとった(ほぼ気絶に近い)状態であれば星空の祝福側の人格が出現する。ただし、記憶の共有自体はできておらず祝福方のレイラは主人格のレイラが直前まで取っていた状態を推測して彼女が達成したかったことを遂行する。
祝福側の人格曰くほどんど主人格のレイラがやってくれているのでほんの少しサポートしてあげているだけとのこと。
- 一応緊張状態でない状態で睡眠をすれば祝福側の人格は現れないらしい。
デートイベントでは選択肢次第で祝福側の人格と対面することができ、「あの子(レイラ)には自分のことは話さないで欲しい」と頼まれる。
また、Ver3.6のイベント盛典と慧業でも登場し主人格のレイラを第二ラウンドの勝利に導いた。
(ただ、レイラ自身も薄々とだが祝福側の人格の存在に気付き始めている)