空飛ぶベッド

そらとぶべっと

ここでは、『ドラゴンクエストⅥ』に登場するアイテムについて解説する。

概要

現実世界のクリアベールに住む不治の病で寝たきりのジョンの「自由に何処へでも飛んで行けたら」という空想の産物で、夢の世界にて使用可能な乗り物。

この記事は便宜上『ドラゴンクエストシリーズのアイテム一覧』を親記事としているが、「空飛ぶベッド」自体はアイテムとして入手できるものではない。

ドラゴンクエストシリーズの移動手段は徒歩が基本であり、『ドラゴンクエストⅡ』以降の各タイトルで様々な乗り物が使用可能となるイベントが用意されている。

乗り物は下記のようなパターンに類別される。

『ドラゴンクエストⅡ』以来の「船」に代表されるパターン。ラーミアや気球、空飛ぶベッドもこれに分類される。

停泊ないし着陸した場所に留まり、ルーラの呪文などで都市・町村やその他の拠点に移動すると、近傍の特定の地点に乗り物も移動してくる。

また『ドラゴンクエストⅤ』の「天空城」は、水没状態から浮上させた後は乗り物として運用可能になり、「ルーラの目的地として天空城が登録される」「ルーラで別の場所に移動しても、天空城は着陸した地点に留まる」という特性がある。

『ドラゴンクエストⅣ』から登場した乗り物。基本的な徒歩による移動に、パーティーメンバーの入れ替え等の拡張機能を付与するシステム。

馬車で立ち入れない場所に侵入する場合は出入り口に待機し、場合によってはその場に置き去りにすることにもなる。

『ドラゴンクエストⅤ』から登場した「まほうのじゅうたん」に代表される。

また乗り物そのものを持ち運ぶのではなく、「バロンのつのぶえ」「てんくうのベル」のように乗り物を呼び出す品や、「マーメイドハープ」「てんまのたづな」のように乗り物の性質を変化させる品も、「乗り物関係のアイテム」ひいては「アイテム型の乗り物」に分類可能といえようか。

離着陸に地形等の制約があるのは停泊型と同じだが、別の場所に持ち運んで再使用することで移動可能な範囲を大きく広げられるのが長所と言える。