概要
東武8000系電車は、1963年(昭和38年)11月1日から導入された東武鉄道の通勤形電車である、車両は、すばらしい混雑具合を解消するため、4ダァ20mの長さとなった、この形式の一番の特徴が、謎の製造数である。20年間で3000両以上製造された、まさに「私鉄の103系」である。多すぎて車両番号でインフレを起こした。
台車
台車にはTD撓み板継手中空軸平行カルダン駆動を採用している。
車体修繕
1986年から2007年にかけて経年による陳腐化解消のため車両の修繕工事が施工された。この修繕工事はJR東日本・JR西日本の国鉄103系や113系、115系等の更新・延命工事の手本になったといわれている。(JR西の方の体質改善は阪急のリニューアル工事の影響を受けたとの意見もある。)
1987年の物から前面を6050系に似たデザインに改造。内装一新。運転台変更といろいろハッスルしすぎである。
ワンマン化改造
東武にも10000系列などの後継車を投入すると8000系を支線へ左遷していったが、同時にワンマン運転対応に改造していった。そうして誕生したのが800系と850系である。
廃車
2012年7月現在、東武は8000系列の車両を置き換える為2012年後期に新車を投入することを発表した。これで東武版古い車両を大切に末長く使いましょう計画も終了すると思われる。