死ぬ気の炎とは、人間の生体エネルギーを圧縮し視認できるようにしたもの。指紋のように個々によって炎の色・形・強弱が異なる。炎の使い方次第では、炎の推進力によって宙に浮き自由に飛び回ることや、武器やロボットの動力源にすることもできる。これを応用したのが匣(ボックス)兵器である。炎といっても、ある種のオーラを圧縮したようなものなので、熱は帯びても物を燃やす力はない。
死ぬ気の炎には、「大空」「嵐」「雨」「雲」「晴」「雷」「霧」といった、天候(天気)になぞられた7つの属性があり、これらは大空の七属性と呼ばれている。このうち「大空」が最上位にあたり希少価値が高い。作中ではマフィアがこれらの7つの属性にあたるリングを作り、大空のリングをボスが、残りの属性のリングを守護者と呼ばれる幹部が所有するシステムになっている。
1人が複数の属性の素質を持つこともあるが(例:ラル・ミルチの雲+霧など)、大抵の場合は波動の強い属性は1つのみで、残りは微弱であるとされる。死ぬ気の炎の強弱は炎圧で表され、出力の単位はFV(フィアンマボルテージ)。
ちなみに、XANXUSやボンゴレⅡ世が使う「憤怒(ふんぬ)の炎」は、見た目が光球のような形になっており、匣兵器には嵐属性として扱われる。→ベスター たぶんMGSとは関係ない。
この一方で、大空の七属性の対となる大地の七属性の炎が存在する。現在それらが使えるのはシモンファミリーのみで、7属性のうち「森」「山」「沼」「氷河」「砂漠」「大地」の6つが判明している。
さらに継承式編終盤より透明のおしゃぶりを持ったアルコバレーノのバミューダが生み出した第八の炎「夜」の炎が現れる。
主に復讐者が使うが、D・スペードも一時期使用した→Din骸。
特徴は空間移動のようだ。