概要
サスペンス漫画「十字架のろくにん」におけるヒロインの1人。
漆間俊の小学校時代の同級生の少女。白川純は双子の兄にあたる。
実は当時漆間よりも以前に至極京達5人からのいじめの標的にされていた被害者だった。しかし、自分を庇ってくれた漆間が新たないじめの標的となり、酷くいじめられるようになってしまう。
漆間を助けようにも、間もなく転校が決まったために間に合わず、漆間を助けられないまま疎遠になってしまった。
数年後、進学先の明関高校で漆間と再会。自分が至極達にいじめられていた事実や漆間を助けてあげられなかったことに強い後悔と罪悪感を抱いていたことを打ち明け、涙ながらに謝罪し、和解する。
美少女に成長しており、学校のマドンナ的な存在になっている。
上述の過去から、漆間に対して淡い恋心を抱いており、第25話における文化祭での「ロミオとジュリエット」の演劇でのキスシーンの練習の際、漆間にキスを迫るなどの積極ぶりを見せ、同じく漆間に好意を寄せる東千鶴を激しく嫉妬させた。
余談
初登場時はモノクロ絵だったため、髪の色と瞳の色が分からなかったが、コミックス第7巻の表紙絵で髪と瞳の色が判明した。
マガポケがWEB投票形式で実施した第1回キャラ人気投票では、第2位(3007票)にランクイン。漆間の祖父であるおじいちゃんには惜敗したが、想い人である漆間と共にトップ3入りを果たした。
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類似人物
志田さくら(復讐の教科書):「マガポケ作品のヒロインの1人」、「善人」、「主人公に好意を抱いている」共通点を持つ。
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ネタバレ注意
文化祭当日、漆間の第三の復讐対象となる円比呂の姿を確認した彼女は彼が何を企んでいるのか問い詰めようとする。
しかし、自分の計画を邪魔するつもりだと逆上した円により襲われ最悪の暴力を受けてしまい、漆間と純が発見した時には既に身も心も穢されてしまっていた。
ショックにより兄の純にすら話すこともできないまま休学し引きこもっていたが、円の凶行にこれまでにない怒りを露わにした漆間は自身の復讐と同時に要の仇討ちに動き、円を殺害。その後、引きこもっていた要は漆間円を殺した事と「強く生きてほしい」という言葉を伝えられ、涙を流した。
それからしばらくして、第四の復讐対象であった久我大地を殺す最中で無関係な犠牲者を出してしまうどころか自分で罪のない相手を殺してしまい慟哭する漆間の前に現れ、彼を励まそうと遊園地やゲームセンターに引っ張り回す。
彼には「元気になったからもう大丈夫」と笑顔を見せたものの、実際はウソであり、あの件の悪夢を毎日見る事を遊びの後に告白する。
そうした勢いで入ったホテルで円のことを消し去るために「上書きして」と彼に願い、その夜無事に〝上書き〟された。
その後の64話には既に復学しており、クラスメイトとも変わらず接しているものの東曰く「キレイになった」ようだ。
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